滝川第二中学校・高等学校演劇部

2023年鹿児島全国「リセマ達」優良賞!
05・14年夏全国・14年国立劇場、19年春全国。公演情報はこちら!

2024年度コンクール「みんなのベンチ」近畿大会優秀賞!2月16日(日)東京公演のご案内

2025-02-08 | 滝二演劇部広報部

SNSの活動報告の活発化と共に、ブログでの報告が年1回ペースになっておりますが、
2025年も滝川第二演劇部をどうぞよろしくお願い致します!


一昨年は2023かごしま総文、鹿児島全国大会出場「リセマ達」
そして、2023年度コンクール作品「風は西から」が近畿大会優秀賞&春秋座招待公演、
そして、2024年度コンクール参加作品「みんなのベンチ」
ありがたいことに、神戸地区大会最優秀賞、兵庫県大会最優秀賞と続き、
何と3年連続の近畿大会出場となりました!
本当に嬉しい結果だと部員一同思っています。

そして、結果は優秀賞!全国大会や春秋座には届きませんでしたが、
大きな反響をいただき、和歌山県民文化会館の大きなホールで精一杯芝居が出来ました!

そして、今回、東京の「高校演劇応援サークル『ドラマリンク』」様から招待を受け、
何と滝川第二高校演劇部、東京公演決定です!
東京で公演するのは、2014年の国立劇場「志望理由書」以来とあって、
部員一同、準備を現在頑張っています!

ここで、近畿大会の舞台写真を少しだけご披露します。
写真は、五ノ井幹也先生撮影のものを
それぞれ頂戴しております。
※物語後半の写真は、ネタバレを避けるため後日アップします。





それでは「みんなのベンチ」及び東京公演についてお話しますね。



まず、「ドラマリンク」様ですが、

広く高校演劇を応援すると共に、上演について研究し、技術の向上をはかっていく。
また、関東に限らず、日本各地の学生に演じてもらい鑑賞することを通じて、
演劇を題材に高校生と大学生をつなぐ架け橋を目指す。

という目的で設立された団体で、滝川第二高校演劇部のOB/OGも、そのサークルのメンバーということで、
今回、第一回ゲスト招待で東京に呼んでいただきました。
ドラマリンク様のXはこちらです。

ここで、告知を先にしておきます。

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第1回『ドラマリンク』高校演劇鑑賞会~滝川第二演劇部の会~

【開催日時】

 2025年2月16日(日)

【場所】

 BumB東京スポーツ文化館 研修室B

JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線「新木場駅」下車、徒歩13分。

都営バス「夢の島」バス停下車、徒歩5分。

【上演作品】

 「みんなのベンチ」(作:いぐりんとその仲間達) 

 生徒・顧問創作(2024年)

ドラマリンク様作成の観劇申し込みフォーム(下記リンク 2月15日までの予定)より
お申し込みください!

こちらです

https://forms.gle/4kqnD16HLw8E4vfw5

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【あらすじ】

若きデザインアーティストの吉井結梨は、駅前の公園再整備に伴う「みんなのベンチ」のデザイン制作を区役所から依頼される。

「これ、資料にないんですけど、公園の名前、ご存知ですか?」
「いえ、知らないです。何て言うんですか?」
「旧矢田島公園改め、中央区『すべての人のための公園』」
「長っ」

「市民の皆様が幸せに利用できるベンチ」というコンセプトに共感した吉井は、
同じ思いを持つ公園課・公演設計係の高城朋香と共に、ベンチ制作に取り掛かる。
デザインやコストなど課題に悩みながら進める中、公園課には市民団体からある要望があって・・・。





◎見どころ

・一番の見どころは、役者が現代的な問題に向き合い、自分たちなりに考え一生懸命演じているところです。
今回、「排除アート「ホームレス」「震災」など社会問題が作品中で提起されます。
また、公園整備にまつわる様々な立場の人々が登場します。
正解のない問題にそれぞれの役柄でしっかりと向き合い、共感し、苦悩しています。
若きデザインアーティストと若き公園課職員が「みんなのベンチ」制作において、どのような結果を迎えるのか、ご注目いただきたいです。

キャストは全員高校1年生で、その全員が自分より年上の役柄を演じています。
その役柄も、公務員や市民団体の代表など様々です。台本は役者への宛て書きなのですが、やはり難しいと口を揃えます。
そういったそれぞれの役を演じるにあたり、身近な存在を観察すること、
そして劇中の台詞にもある「不自由だからこそ燃える」を体現しています。


※上演中、震災を想起させる演出・音響効果がありますので、ご留意ください。

舞台そのものは、会議室をメインに進んでいき、大道具と呼ばれるものはほとんど存在しません。
今回、デザインアーティストという設定、そして「みんなのベンチ」制作のプレゼンテーションという性質もあり、
プロジェクターを使用します。本来、演劇は演技で世界を広げていくもので、
プロジェクターを仕込むことで演技の幅を狭くするのでは…と顧問・生徒ともにプロジェクターを芝居で使うことに懐疑的でした。
しかし、先述の「不自由だからこそ燃える」の精神で、プロジェクターを使用することに意味を持たせることに心がけました。
そういった工夫により、プロジェクターのスライドや存在そのものが演出効果としてうまく機能していると自負しています。

そして、今回の東京公演も「研修室B」ということで、劇場でもホールでもなく
本当の会議室かつ、荷物運びはすべて新幹線で行います!
近畿大会とは仕様が違っていると思いますが、より「当事者」目線で観劇いただけると思います。
その様子も見ていただければと思います。

最後に、イメージをしていただくために、県大会の舞台の様子も少しだけ。
こちらの写真は大木谷佳昭先生撮影のものです。
※舞台後半のシーンは、東京公演後にアップします

【兵庫県大会】







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