The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

不安すぎる木曜日

2013年07月27日 | サーズデイひろし
先日のブログで「こういのでブログが一本かける」と書いた件について。

ひで氏です。

家電量販店などでよく流れているテーマソング。
みなさんも「あー」と思いあたる歌はすぐにイメージできるだろうと思う。

単純に企業のマーケティングの一つで、歌で刷り込むことによって店名を覚えてもらう、もしくは自然に足を向かせる。。。といったところだろうか。とにかくサビでは延々店名もしくは店名をもじったようなリリックを繰り返し、ほとんどの曲にだいたいネタ元というのがあり、とにかく理解しやすい展開とメロディ。さらに曲自体がエンドレスで店中に流れ続ける。

よく口ずさんだ瞬間その曲が好き、と勘違いされることがあると思うが、この場合決してそうではない。
ここまで徹底してリピート再生されると誰でもループするはずだと思う。もちろんそれこそが仕掛ける側の狙いだとは思うが。

ただ消費者はまだいい。自分がそこに通いつめたりしない限りはほんの少しの買いものの時間だけ聞く分には影響はそこまでないだろうと思うからだ。このことをツイートしたのはふと店員の身になった時だ。

よっぽど店に忠誠心を持っているとか曲自体が死ぬほど好きというのなら別だが、通常の感覚の持ち主ならメンタルへのダメージがすごいのではないかと思ったのである。
結局はツイート上で経験者の方からのツイートがあり、やはりかなり辛かったとのコメントもいただいた。

ただそんな中、私ひで氏の中で異彩を放つのがダイエーの木曜の市の曲だ。

最初は耳を疑った。

モクモク モッくん 木曜モッくん 木曜日は 僕に 会いに来て

本当に考えさせられる歌詞だ。

モクモクモッくんという言葉が、何かこう、何もないところから急激に煙が立ちのぼるような、実態のない「不安」が広がっていくような印象を与える。

そして次に「木曜モッくん」。ああそういうキャラがいるんだ。。。と理解した次の瞬間、
木曜日は僕に会いに来て、と来る。

この最後のフレーズの視点が、「木曜モッくん」という方が一般的な聴衆に「ぼくに会いに来て」と語りかけているのか、もしくは
前半はモッくんへの呼びかけであり、「別の誰か」が「木曜モッくん」に「俺に会いに来てくれ」と言っているようにも受け取れる。

この不安定な違和感なり危うさが、独特の印象を刻み付ける。
自分が深く考えすぎなのか。そんなこと言い出すとそんなの他にも。。。と思われるかもしれない。しかし例を挙げようとしてみてほしい。そんな簡単にあるだろうか。

とはいえスーパーの宣伝曲である。モッくんは可愛らしいキャラに違いない。
しかしどんなにをそれを差し引いて見積もっても、私ひで氏の中では当初こんなイメージだった。


そしてたった今、あるはずだと思い検索してみるとこんなだった。



完全に考えすぎやったみたい。





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3 コメント

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イラスト (のぞみ)
2013-07-27 23:50:17
今日もたのしく
読ませていただきましたー(*^^*)

ありがとうございますー。

かっしーさんの
[モックン]イメージ

本物とポーズが同じ!
すごーい!!!
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Unknown (aiko)
2013-07-28 08:33:32
いつもながらすごいイマジネーションですね・・・
さすがに今日は「もっくんについて考えすぎやろ・・・」って思ったら、ご本人の最後のオチも「考えすぎやった・・」ってなってて笑えました。
想像もっくんの服が首とかヨレヨレやしなんかみすぼらしすぎて笑えます・・ダイエーのイメージ・・・?
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Unknown (ひで)
2013-07-29 00:36:20
>のぞみさん
うわ、本当ですね。全く意識してなかったですがなんか同じポージングですね笑。怖さが増長します。

>aikoさん
明らかに考えすぎですね。。。笑
ダイエーにはヨレヨレのイメージはないですよ!!笑
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