昨夜ファミリー劇場で「太陽にほえろ」第1回目の放送を見た。
初放送は昭和47年7月21日。
七曲署捜査一係に早見淳(マカロニ)が着任するところからこのドラマは始まった。
一係は藤堂係長(ボス)、山村(山さん)・石塚(ゴリさん)・島(殿下)・野崎(長さん)、内田(シンコ)。
みなニックネームで呼ばれるのが特徴。
第1話の犯人役には、当時若手実力派俳優として頭角を現してきた水谷豊。
ショーケンってもっとカッコ良かったイメージがあったが、意外にもださかった。
当時は毎週欠かさず楽しみに見ていたが、改めて見るとこんなもんだったのかと思うほどの内容。
それに比べると「非情のライセンス」は今見ても面白い。
初放送は昭和48年4月5日。
はみ出し刑事の集まり「警視庁特捜部」に所属する会田刑事(天知茂)が型破りな捜査方法で悪と戦う姿を
描くハードボイルドな形式のドラマである。
原作は生島治郎の兇悪シリーズの短編集『兇悪の門』。
タイトルには、必ず凶悪という文字が付く。
ともにHD再放送されている。
非情のライセンスは第3リシーズが放送されている。
登場人物は浦川刑事役:左とん平、山路刑事役:柳生博、北里刑事役:小野武彦、橘警部役:渡辺文雄
ちなみに天知茂は名古屋市出身、芸名は1954年日本一になった中日ドラゴンズの天知監督のとエースの杉下茂が由来。
38年前のドラマだが、今の刑事ドラマより面白い。