私のお気に入りの野菜のひとつ、アーティチョーク。あのビジュアルもお気に入りの理由のひとつです。
それに加えて名前も面白い。検索してみると、
”英語名アーティチョークは、中世アラビア語のアル・カルチュ(al khurshuuf、「巨大なアザミ」の意)がスペイン語のアルカルチョーフ(alcarchofa)に転化し、さらに北イタリアのアーティチオッコ(articiocco)に変化したものが英語の由来といわれている”
とのこと。
タンパク質やビタミンが豊富で、脂肪やアルコールの代謝を助けてくれるというアーティチョーク。
ヨーロッパでは脂っこい料理や肉料理の付け合わせとして利用されてきたそうで、確かにイタリア料理やイタリアワインによく合います。
最近は日本のスーパーマーケットでも見かけるようになりましたが、残念ながら私の今の行動範囲内では売っていません。もう少し今の職場(ホテルの調理場)に慣れたら出入りしている八百屋さんに聞いてみようかな、と密かに企んでいます。
私のお気に入りの食べ方はごくごく一般的なもの。
ガクの部分にスライスしたニンニクをまんべんなく挟んで30分ほど蒸します。
全体の色がほんのり変わり、ガクの部分がほんの少し開いてきたら出来上がり。
そして食べ方は至ってシンプルにガクの根本に付いている身を歯でこそげるようにして食べるというもの。
その際に粉チーズを付けながら食べます。このガクを食べながら剥き進めていくと、最後に花の芯の部分が出てきます。そこが一番美味しい!絶品です。お花を食す、とても贅沢な話です。
そういえば長野県に滞在していた際、地元の方がアカシアの花の天ぷらを揚げてくださったことがあります。あれも美味しかった。一緒にアカシアの花を詰み、揚げているところを隣で眺めて、揚げたてを食べるという贅沢な食卓でした。
太陽の光を浴びて、たくましく生きている植物を眺め、そのあふれる生命力を感じ、料理をして太陽のエネルギーを食べる。
植物というのはレジリエンスを教えてくれます。環境に柔軟に対応し、なおかつしっかりとしなやかに立っていることの大切さ。これは人の生き様にも当てはまることではないでしょうか。ふと、ドイツの哲学者マックス・ミュラーの名言を思い出しました。
A flower cannot blossom without sunshine, and man cannot live without love.
『花は太陽なしでは花を咲かせられず、人は愛なしでは生きられない』
日本のレストランではなかなか見ないですよね
私も、バークレーにいた時に何度か食べました!
キャベツの芯かカリフラワーかって感じで
アボカドディップで食べていました
その時、食べ方を知らない人が
全部口に入れちゃって
「これ、ごつごつしていて食べにくい」
って言いながら、飲みこんだ…
うひゃ===
> あ!... への返信
あはは!そのままじゃかなり無理がありますよね!笑
アボカドディップかぁ。とすると、それにクリームチーズとかも合いますかね…。何がなんでも手に入れなければ、という気持ちになってきました!