年寄りだって役に立ちたい

今日、９９歳のお誕生日の利用者さん
いつも、何もでけへんでごめんなぁって
そんな時、いつも
そう言ってくれるだけで嬉しいよって言うの
又明日来るねって言うと
頼むねって
とっても可愛いとこがあって、そのくせ
すごく頑固なとこがある
床に座り込んで、記録をつけてると
そんなとこに座ったらアカンって、怒られてしまった
そして、いすを置いたらええねんなぁ～～～って
ええのん買おうか？って嬉しそうな顔をされた
お年寄りって、世話をされたくてされてるんじゃないんだね
ひとりじゃ出来ないことがあるんだけど
されてる自分がはがゆいみたい
床に座り込んでる私の為にしてやれることがあると言う気持ちが嬉しかった
これからは、べったりお世話をするんじゃなくって
もう少し距離を空けて見守ることにしよう

優しさのキャッチボール

朝夕食の調理サービスの利用者さん
朝一の仕事を終えて、移動中
野辺に咲くコスモスを摘んで
ハイ、プレゼントですって
部屋の片隅に置かれてたオアシスに
もう一度水を含ませて、挿して飾ると
優しい感じねと、笑顔が返ってきました
調理を終えて、食事が終わるころには
うまく水揚げも出来て、いい感じに鎮座してた
気分も良くなり、いつもより優しく会話がはずみました
そして、夕方再度訪問した時
エアコンが入ってたので
今日は随分涼しいですが、暑いですか？って尋ねると
来た時に暑いかな？っと思ってと
細やかな心遣いにビックリ
言葉は少なくても、心って通じることがあるって実感
いつも、静かにお過ごしなので、あまり声掛けはしないんだけど
最近、少しずつ信頼関係が出来てきたみたい
ちょっとした話題を振ったら、思いもかけない会話が返ってきたりで
優しさのキャッチボールが出来たみたいで、
嬉しい日でした