安らかに・・・

末期癌のお客様が
１４日の昼過ぎに
静かに息を引きとられた
延命治療を拒否され
多分、痛みはあっただろうけど
我慢強く
訪室し、声を掛けると
素敵な笑顔を見せて下さってた
もう殆ど食べ物を口にすることもなく
少しのお水だけ・・・
最後の１週間ほどは
トイレに行くのも一仕事
きついようなので
リフレ（紙おむつ）にすればいいのに・・・
って声もあったけど
例え、トイレに行くのがきつくっても
最後まで
唯一、自分らしくしていたいと云う自己主張だったと思う
私はそれを大事にしてあげたかった
まるで最期の時を
ご自分で選んだかのように
静かな最期でした