アメコミとラーメン

X-MENその62


今回のX-MENのレビューもX-MEN Legacy(以下X-Legacy)と姉妹誌New Mutants (以下NM)ついて。

一緒に来たUncanny X-MEN 534号、535号は、あまり好きじゃない宇宙ものになっちゃって、どうも乗り切れない。それから、形容詞のつかないX-MENの方は久し振りにDark Beastが出てきて、若干面白かったのだが、どうもこちらも乗り切れず。

さて、話を戻そう。X-Legacy 247号の筋書きをMike Carey、画をClay Mannが担当。NM 24号の画はSteve Kurthが担当している。両方の表紙画をMico SuayanとMarte Graciaが担当。まず表紙。一つ一つの画は悪くないのだが、全体に画が暗い。宗教画みたいだ。それから、白目を使い過ぎ。おいらの趣味じゃない。

先月このBlogで書いた通り、このAge of Xの世界を作り上げた張本人が今回判明。Xavier教授の息子であり、多重人格ミュータントLegionの一つの人格が犯人だったみたいだ。だから、Legionの容姿がどこか大人びている。犯人の人格が作り上げた偶像だったんだね。

それから、前号で異変に気付きはじめたCYCLOPS(この世界ではBasiliskと名乗っている)が一つ一つの証拠を集めて、仲間を説得し始めている。流石リーダー。昔から、この頑固なリーダーキャラ好きなんだよね。

先月Xavier教授が犯人の人格を”She”と言っていたけど、なるほどそのLegionの中の人格が死んだMoira の形をしている。本文では、Psychic Anti-bodyと言っているね。最後はLegion自身が自分の悪い人格を押さえて、大団円となったわけだが。まだまだ、Legionの問題は解決しそうにない。

X-MENが正気に戻っていく中、CYCLOPSとAge of Xの世界では恋人だったFrenzyに対しCYCLOPSの恋人Emmaは嫉妬している。この辺が面白いな。

ついでなんで、NM 25号についても書いちゃおう。上記2冊の表紙と打って変わって表紙が良い。Marco Djurdjevicの作品。あまりの良さに宗教画をやめて、添付画像にはこれを選択。裏表紙と合わせて一つの画になっている。Marcoの作品はX-MENの末ナの表紙等最近日本にも紹介され始めているな。格ではAlex Rossに劣るが、Alexはあまり作品を多く描けないので、Marcoの活躍の方が目立つな。
筋書きをDan AbnettとAndy Lanning、画をLeandro Fernandezが担当。Leandroの画は許せる範囲内か。顔のアップはあまり良くないが、グループが広がって戦うアクションシーンは結構良いかな。

前々回までのLimbo(忘却界)での戦いで心に痛手を負ったCannon Ball(画像では、赤い眼鏡をかけている)に代わって、NMのリーダーとなったDani(画像右下)。待ち受けるのは、X-MENがやり残した仕事(題名のUnfinished Business)を綺麗に片づけること。Daniの初仕事(正確には出だしのアクションが初仕事なのだが)は行方不明のX-MANを探すこと。

懐かしいX-MAN。こいつは、別次元のCYCLOPSの息子(だったっけ?)Nate Grey。別次元からは、上述のDark Beastがこの世界Earth 616に来ている。そしてもう一人の悪人Candy Manだ。醜い。面白くなってきそうな予感だな。

それから、Sam (コードネームはCannon Ball)とDaniの関係が初々しくて良いね。こういう青春ものの話が同時並行で進行しているところがこの雑誌を買い続ける理由だな。
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