前回は鶏が自慢の店だったので、今回は魚介スープのラーメンを食べたかった。明大前駅前にあり、店の前で並ぶまで店名が読めなかった、「中華そば導(しるべ)」を初訪問。「特製伊勢海老出汁中華そば」1,150 yenを注文した。
具は、メンマ、紫玉葱、水菜、チャーシュー×3枚、炙り海老、味付玉子×1個。確かに真ん中に海老があるとインスタ映えするね。炙ったことに意味があるかはよくわからない。チャーシューはデフォルト1枚に、追加で低温調理されたロースまたは肩ロースと鶏。この物価高の中、特製でこの価格設定は頑張っている。
麺は、国産小麦、「春よ恋」を使用。断面が長方形パツパツとした麺。店内にいると若い衆が結構替玉を注文している。この麺だったら茹で時間は短くて良いね。この替玉があるから学生にも支持されているんだろう。オイラとは無縁だけど。
スープは、伊勢海老をみそごと使用とのふれこみ。もっとこってりしているものを想像していたのだが、意外とさっぱりした仕上がり、それでいて味はしっかりしている。新宿の「えびそば一幻」のアッサリというやつは試したことがないが、そんな感じかな。
この店が入っているビルには、「ナポレオン軒」、「鷹の目」と行列ができるラーメン店が入居しており、ここで生き残るのは結構大変。自分を含め昼時には取り敢えず列が出来ていたので、すぐつぶれることはない。着席してから着丼までが長かった。店内にカウンターと対座の席があるのがオペレーションには不利。列に並んでいる人に券売機で先にチケットを買わせて、準備をしても良いんじゃないか。それから昼時はオイラのような一人の客は相席をお願いしても良いんじゃないかと、大きなお世話ながら思いました。
世田谷区松原2-45-2明大前レインボービル
2025/1/10