ご用達からアメコミが到着。到着した冊数3。少なすぎる。The Amazing SPIDER-MAN (”ASM”)なんて18号のみ。再出発に備え各紙とも手仕舞いを始めている。
筋書きをDan Slott、Christos Gage、画をHumberto Ramosが担当。
粗筋をさらっと紹介。今回も2話収録。Peter Parkerの経営するParker Industryが開発中の刑務所システムを破壊するため雇われたダメダメ悪人、Ghost。この悪人の手にかかり社員の一人Sarjaniの命は風前の灯火。2話目。かつてBlack Catが盗み出した美術品の一つがMay伯母さんとその旦那さんの手にある。そしてその美術品が伯母さんごとBlack Catに盗まれた。
今回も気に入ったシーンや台詞について紹介。まず、楽しいのは、Sarjaniが最後まで嫌な女を貫いていることかな。ASM 17号ではGhostと組もうとしてたし、今回は絶体絶命の状態でもPeterに文句言っているしね。とどめは、別の従業員がPeterに抗議している時に、それを横から煽ってるよ。
Ana Mariaとかつて悪人だったClashがGhostを封じ込めたのは愉快。二人とも科学者として、立ち向かったね。この二人Slottが考えたキャラなので、活き活きしているな。Venom攻略用の道具がこの悪人にも通じるってところも面白い。
ClashがPeterの発明に感嘆の声を上げているシーンも好きだな。
1984年に発行されたASM 251号は、最初のSecret Warsの直前の話になる。そしてその最終シーンは、まさにSecret Warsへと話が繋がっている。今回のBlack Catの話も、この話の続きが新しい新Secret Warsへと繋がっている。過去の話をちりばめてきたSlottだけに、このBlack Catの終わり方はわざとだね。
今回は何点か気に食わないところあり。まず、前述のように収束に向かっている中、話の終わりが早急で、中途半端。
実戦の経験が少ないAna Mariaがそんな上手くSPIDER-MANの道具を使いこなせているのは、不自然。
かつてはSPIDER-MAN と恋に落ちていたBlack Catが一線を越えて、完全にいかれた犯罪者に成り下がったのは、好きになれない。
と今回は1冊のレビューなのでこんなものか。
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