ドンドン復活しているX-MENの姉妹誌。コアなタイトルだけは買っていこうと決意。今回は二番目のタイトルUncanny X-MEN 1号を読み終えたのでレビュー。
筋書をGail Simone、画をDavid Marquezが担当。添付画像は、Scott Koblish によるconnecting variant coverで再出発1号の表表紙、裏表紙を繋げると一つの画になるやつ。このブログでは形容詞なしのX-MEN 1号に続いて2回目。もの凄い時間をかけて描いていると思う。画の上手い下手とか抜きにして単純に感動する。よく見るとX-MENのメンバー以外も描かれていたり、メンバーとしてはあまり目立たなかった人が前面に出ていたり面白い。
粗筋を手短に紹介書く。ニューヨーク州ウエストチェスターではX-MENの昔の本拠がミュータントの監獄化にリノベされる。一方ROGUE、GAMBIT、WOLVERINEはメキシコシティで古代の蛇の神と対決。その後彼らはミシシッピ、ルイジアナ州と移動し、新たなX-MENの結成を目指す。その前に現れた謎の4人の若者。
このブログでは好きな台詞やシーンを順不同で書いている。3つなのか4つの伏線が出ていて、これからに繋がっている。最後の謎の4人を追っているのは、オレゴンで鹿少女を追い詰めたやつと同じなのか、別の誰なのかがわからない。(地理的には大分離れているからな)気になったのは、追われている4人の少年少女が既にコスチュームを着ている点。それはないだろうって感じ。
結婚したんだっけなのROGUEとGAMBITとの会話。”Who said I was a leader?” “Because who else would each of us follow, sweetest of hearts?” もう、自分たちの愛情表現を戦いの場でも曝け出しているんだというやつ。だけど悪くない、こののろけ。
蛇の神の目をえぐり取っておいて、メキシコシティから消え失せる代わりにえぐり出された目を破壊しないという取引を提案するGAMBIT。虫が良い取引だが、神話の挿話みたいで面白いな。何かモデルとなる話があるのかな。
その蛇のお節介な予言。”Two of you have already cheated death. Did you truly not believe she would present you with the bill someday? 死んだのに蘇った一人はWOVERINEだがもう一人は誰だっけ?
最初の布石。Phillipと呼んでいるのはProfessor Xだよね?まぁその内種明かししてくれると思うけど。
Marquezの画は安定して良い。好きなアーティストと言っても良い。もしかしたら、形容詞なしのX-MENより面白くなる伏線があって当分は読むな。