アメコミとラーメン

SUPERMANその07


約2年振りにSUPERMANの話。SMALLVILLE(以下 “SV”、邦題「ヤングスーパーマン」)の第4シーズンの廉価版が出たので、自分のためのクリスマスプレゼントに買った。まだ第1話と2話のみを観ただけだけど、期待通り面白いね。

大体アメリカのテレビシリーズって最初のシーズンが一番面白くてシーズンを重ねる度につまらなくなっていくんだけど、SVは違う。シーズンを重ねる毎にどんどん面白くなる。(ちなみにPrison Breakも最初のシーズンが一番面白かった。第4シーズンも善戦したけどね。)また、時間の経過と共にお気に入りの出演者がやめちゃうのもテレビシリーズの難点。SVの第4シーズンでは、もう親友のPeteが出てこない。初恋の彼女Lana Langも出てこないのかなと心配してたけど、出てきて良かった。Lana役Kristen Kreukは、日本人好みの小柄な娘で良いね。

前にも書いたかもしれないけど、SVの最大の難点は、全ての怪奇現象がSUPERMANの故郷、惑星Kryptonからの隕石Kryptoniteの影響というところ。あまりにも単純化しすぎている。SUPERMANの漫画に出てくる敵役は多種多彩なので、もう少し深い物語の作り方もできるはず。

なんと言ってもSV第4シーズンで楽しみなのは、Lois Laneの出現。第3シーズンでSUPERMANことClark Kentの友達Chloeの従姉妹として名前だけは出てくるが、いよいよ本人の登場。Loisと言えば髪の毛の色はブルネットなのだが、画像右の女性を見てもわかるようにブロンド。そこは原作に忠実してほしかったな。第2話でClarkがLoisを評してBossy(いばりちらしてる)って言っているけど、その辺は原作に忠実。ちょっとChloeとキャラがかぶっちゃっているかなとも思うけどね。LanaのClarkの台詞に対する返答も粋。「最高の友達は最初はBossyに振舞うものよ」みたいなことを言う。

第3シーズンまでは飛べなかったClark。いきなり第4シーズン第1話で飛んで見せるのだが、それはClark Kentとしての人格のなせる業ではなかった。今後どうなるのか。そしてLanaがフランスの古い建物の中で得た刺青みたいなものは何なのか、興味津々。

そうそう、アメコミの情報源アメコミクエストで知ったのだが、「スーパーマン対モハメド・アリ」がアメリカで再販されるらしい、日本でも是非再度発売して欲しい。(1970年代にマーベリック出版から出ている。)画はNeal Adams。子供の頃お小遣いが足りなくて手に入れられなかった名作。もし気になったら復刊ドットコムまでリクエストを。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=35638
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