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残りのAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)を読み終えたのでレビュー。ASM 906(12)号。
添付画像はJohn Romita Jr.の描く通常版の表紙。注文した時に通常版の良さが光っていた。JRJRが描く中身の画も超安定。すごく良い。
筋書をZeb Wells 、画をJRJR、インクをScott Hannaが担当。
粗筋を紹介。Hobgoblinに襲われたNorman OsbornとRoderick Kingsley (初代Hobgoblin)。SPIDER-MAN(=Peter Parker)はHobgoblinを調査するためNed Leedsを訪ねる。そこに現れたのはHobgoblin。
今回も気に入った台詞やシーンを紹介。そもそもHobgoblin篇が面白かったのは正体が誰だか分らなかったから。今回はこの前の号から薄々読者に気付かせている。ここはちょっと不満。しかしこの号ではNed Leedsの前にHobgoblinを登場させることで、読者を混乱させる展開は面白い。
今後の話の伏線として、Normanの動きも気になる。Peterの台詞。”He (Ned Leedsのこと) said you (Normanのこと) were up to something. I’ll have to look into that too.”
最近のSpider-senseの表現は赤インクだけのコマ。ASM 906号では2回使われている。アクセントになっていて良い。
Nedがどこかに隠し部屋を契約してることを突き止めたのは妻のBetty。”No one’s a better reporter than Betty.” Peterはちょっと褒め過ぎ。Nedは請求書を自宅に遅らせているのはちょっと抜けている。アメリカは結構私書箱普及している。否、今の時代請求書はメールで授受するよな。
最終コマのCliff Hungerでは、なんとHobgoblinが二人登場。一人はKingsley。もう一人は以下の台詞からもNedなのだろうが、来月のお楽しみ。”One Hobgoblin is back. And Ned Leeds makes two.”
それにしても、Web-swingingしないSPIDER-MANはSPIDER-MANじゃない。このグライダーの設定何とかしてほしい。