今回はフリーコミックブックデイ(”FCBD” 東京では池袋のバースコミックスで5月4日開催)当日の本日、ラーメンとアメコミのレビューの順番を変えてアップ。
当初何を書いて良いかわからなかったWeb of SPIDER-MAN (WSM)を買ってしまった件を紹介。添付画像はそもそも買おうと考えた理由。SPAWNの画を長く描いていたGreg Capulloの通常版の表紙。文句なし。素晴らしい。
そして定価$7.99。当然事前予約して買っているのでもう少し安く買えた。問題は、この内容だったらFCBDに無料で配られるやつと中身が変わらない点。(それより豪華なのは後述する。)
さて本題の中身はどうなっているのかと言うと、SPIDER-MANとその姉妹誌のこれからの各号の予告編。
凄いところ、オイラが個人的に好きなアーティストが大集結しているところ。前述のFCBで配られるやつは、BC級のアーティストとかが担当していたりするので、品質という点では段違い。具体的にはJohn Romita Jr.、Greg Land、Salvador Larroca。
正直、Larrocaの描いたSPIDER-SOCIETYなんてSPIDER-MAN 2099が主役なかったら絶対買う。才能の無駄使いだろう。何しろ敵役のGoblinの正体がGwenだよ。(予告編の段階で正体をバラスのが良いのかはわからない。)
Amazing SPIDER-MAN (“ASM”)の予告編は2話読める。しかしだ、ページ数はそれぞれ4ページ、3ページ。
最初のTombstoneの勝ち取った縄張りの話。Tombstoneの台詞。”I’ve got big pans. And when I’m done, there won’t be any SPIDER-MAN.” 策士という点ではなかなかな彼の台詞は自信に満ちていて、今後に期待が持てる。
ASM予告篇2話目では、初代Green GoblinのNormanとバッタものGoblin、Grave Goblinの対決は画的に面白い。こっちの方は悪落ちしたPeter ParkerのクローンBenがまた戻ってくる話であまり期待していない。Ed McGuinnessが画を担当しているのだが、同じキャラをGreg Landも描いていて、そっちの方が断然良いな。
X-MENのJean Greyのクローン、Madelyneの台詞はASM、X-MEN両誌を読んでいるとニヤッと笑える。”He (Norman Osbornのこと) should remember which one of us is the Goblin Queen.” Madelyneは自分のことをGoblin Queenと名乗っている一方、ASMではDr. Ashley KafkaがGoblin Salumを飲んだか、打たれたかでQueen Goblinとなっている。ポイントはGoblin Queenの前に”the”がついていること。Goblin Queenを名乗れるのは自分しかいないことを誇っていることがわかる。