アメコミとラーメン

Norman Osbornが狂気の世界へと誘われている、Amazing SPIDER-MAN 907(13)号



クリスマスも近づきやはりアメリカからの荷物の到着は遅かった今月、まずはAmazing SPIDER-MAN (“ASM”)の最初の1冊を読み終えたのでレビュー。ASM 907(13)号。

今回もJohn Romita Jr.の描く通常版の表紙。Hobgoblinの生みの親JRJRが描くと表紙がしまる。有難い。

筋書をZeb Wells 、画をJRJR、インクをScott Hannaが担当。

粗筋を紹介。906号で現れた二人のHobgoblin共と対峙するSPIDER-MANだが、苦戦している。そこに現れた金色のコスチュームを着たNorman Osborn。彼の力を借りHobgoblinを退けるが・・・。

気に入った台詞やシーンを紹介。今回初代Hobgoblin、Rodrick Kingsleyの裏で糸を引いた悪人が登場。成程、こいつの狙いがわかる台詞。”Osborn’s back on the road to becoming his true self.” そのためにRodrickを洗脳している。面白い。洗脳しているはずのRodrickが洗脳されているとは。

Osbornの入院している病院にコンピュータを配達しSPIDER-MANの戦いが逐次わかるようにさせるところや、Ned Leedsが洗脳されていた証拠が撤去され、犯罪の証拠を抹消している点等は、芸が細かくて犯罪小説っぽい良い展開。

それにしても、Osbornがもう一人のHobgoblinであるNed Leedsを殴り続けるシーンはこれでこそOsbornだった。上記の黒幕の台詞はそれを裏打ちしている。

Rodrickはちょいと戦略的に戦いを見ていない。そのままと共闘していれば、戦いに勝てたのに。この辺りは黒幕の読み通りなのか。元精神科医の黒幕は力だけで戦わず頭を使っているのが良いな。

大したシーンはないが、SPIDER-MANが二人のHobgoblinに襲われピンチだった時に、身を挺して彼を守ったBUG(SPIDER-MAN用Goblin Glider)コマはヒーローっぽくて良かった。

最近のSpider-senseの表現は赤インクだけのコマ。ASM 906号では2回使われている。アクセントになっていて良い。
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