いわゆる、運命の人とのこと。
そんな人がこの世にいて、40歳を過ぎてから出会うことになるなんて
誰が想像しただろうか?
魂レベルで感じる愛とは、なにか3次元を遥かに超えてくる。
その愛の大きさに、とまどい、恐れることもあるし、
魂レベルの繋がりがあっても、この地球で出会ったら、3次元的な愛を紡ぐ必要もでてくる。
あれから、5年以上が過ぎて、
私の中で二人の関係性が進捗しないこともあり、いつからか、なんか疑心暗鬼になっていた。
もちろん、私が既婚でかれはバツ1でいろいろ困難があったため
私自身もどうしようもない状況であった。
ただ、こどもが巣立ち、先行きが見えない不安に直視せざるおえなくなったのだと思う。
また、病になり、私を支え強い力を与えてくれる人は、運命の人だと気づいた。
彼が太陽で、私が月。
月は太陽があってこそ輝ける存在。
苦しい日々に耐え切れず彼にこの状況を伝え、毎日ラインをするようになった。
私からが多いけれど、ちゃんと返信してくれる。
この毎日のルーティーンって案外大切だ。
歯を毎日磨くように連絡を取り合えばいいのだ。
こんな簡単なことを提案できず、不満をため込んでいたようだ。
そして、時々電話連絡するようにもなった。
そして、昨日は相手からラインが来て、
「今から少し話せる?」
と私から聞いてみた。
ミーティングの後、懇親会があるらしいが、その合間を縫って電話できると返事が来た。
電話の向こうでは、誰かが挨拶していた。懇親会の始まりのような雰囲気から少し待って
話せる状況になったみたい。
心の不安を話して、それをちゃんと聞いてくれた彼。
仕事人間で仕事一番に生きてきた人。
でも、私のことをちゃんと優先してくれたことにとても嬉しかった。
頭では愛されていることはわかっていた。
だが、「愛されている」ということに
ずっと疑っている部分があった。
釈然としないなにか、しこりがあった。
でも、あのバタバタした中でどうにかして電話をつなげてくれた彼の行動。
そこに疑いのない愛をようやく感じたのだ。
愛は目に見えないから、わかりにくい。
やっぱり素直になって、言葉で伝えあったり、
わがままをいったり、そんなことが案外相手を安心させる。
自分の落ちていた波動が愛のパワーとともに上がったのを感じた。
そして、しこりが溶けていくのがわかった。
私は、愛を思い出した。無条件の愛を学ぶ道のりはけっして、平坦ではなく険しくもある。
人は愛されたように愛する。
私は、幼少期から青年期までずっと親にかまわれてきた。
「ごはんだよー」
「お風呂入りなさい」
「これには気をつけなさい」
返事をするまで何度も声をかけてくれた母。
私にとって、これを愛と思っていたのかもしれない。
どちらにせよ、自分はこう愛されたいのだということを
相手にわかりやすく伝えていくことは相互理解において必要なことだ。
半端な伝え方ではなく、真剣さも大事だ。
そうでないと、相手はピンとこない。
自分をかまってちゃんと認めることは、良しとしなかった。
でも、そんなプライドはもう捨て去った。
「愛されたい」
「愛を感じたい」
これは魂の願いでもあるし、3次元の愛でもある。
言葉には波動が乗る。
愛をこめて、何気ない日常を伝え合うことこそ人間としての繋がりとなる。
愛は宇宙一のパワーになる。
この世のすべてが愛でできていることを、思い出して。
すべての人も物も空も海も酸素も、愛になる存在。
愛で、すべてできているんだね。
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