久々にパターン単品ではなく、編み物本を買いました。東海えりか先生の「編み込み動物バッグ」です。新刊ではないですが。2016年に発売された時、どこかでこの本を見て、欲しい!と思っていたんですが、そのころは初めての翻訳パターンGrand Largeを編むのに夢中だったし、弟のアランカーディガンも編んでいたし、そこまで手が回らないや…ということで結局買わず、いつの間にか存在も忘れてしまっていました。
が、今年の毛糸だま冬号に東海先生の作品が掲載され、パピーさんからキットの発売が始まったという情報をTwitterで目にし、この本の存在を思い出しAmazonで購入しました。初めて中身を見てびっくり!のべ25点もの作品が収録されているんですよ。これはお得感があります。内容は、作品写真、表紙のキツネのバッグをとりあげた動物バッグの作り方のチュートリアル、その他のデザインの編み図、の三部構成になっています。同じ毛糸のバッグ本でも中には内袋は自分で考えてつけてください、という感じで説明がないのもあるんですが、これは編んでから芯を包んで持ち手をつける、内袋をつける工程まで写真付きで丁寧に解説してくれていて、初心者の方でも伸びないしっかりした毛糸のバッグを作ることができる良い本だと思いました。まだHimikoを編みはじめたばかりですが、表紙のキツネとトナカイ、最初にどっちを編もうかなームフフと妄想を膨らませています。
しかしですね、私にはまだやることがたくさんあるんです。
ひとつはこれですね。何年か前京都旅行をした時にラ・ドログリーで買ったリネン100%のLin(ランと発音します)プルオーバーとカーディガンのキット。当時サイズSだったので、当然Sサイズの分量の糸しか買っておらず、編めずにいます。これはもし、この糸が廃盤になっていなければ福岡まで出かけて買い足して来年の夏にでも編もうと思っています。
もうひとつはこれ。昔の玩具織り機「おりひめ」です。これで春用のショールをシルク100%の糸で贅沢に織りたい、と考えてるんです。織り物は編み物より早く出来ますので、これはHimikoにある程度完成の目処が立ったら並行してやっていきたいですね。
ということで、編み込みバッグに実際に手をつけられるのは、来シーズンになりそうです(汗)あれもこれもやりたくて困ってしまいますが、まずはHimikoを頑張って完成させようと思います。