あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

後でほどける作り目からの裏目

2020年10月28日 | 日記
ここ数年主に翻訳パターンを編んでいるのですが、ブログを書くにあたって気をつけていることがあります。それは、英単語を多用しないこと。これは翻訳パターンの話題だからといって、英単語をずらずらと並べてしまっては翻訳パターンの魅力、楽しさよりもとっつきにくい印象が勝ってしまうからです。「あみものだもの」でとりあげるからには私を含む「永遠の初心者」から「生まれついてのニッター」にまで届く内容にしたい、と思っているので。(永遠の初心者さんとは一緒に奮闘したいし、生まれついてのニッターさんには「こんなとこでつまづいてるよ」と笑ってほしいんです)

とはいっても、元のテクニックが日本式ではないのでこれは英語でなければ表現できないな…ということは多々あります。言語って難しいですね。


画像は別糸を使った後でほどける作り目(Provisional Cast-On 直訳:仮の作り目)から、段1全てを裏目で編んだところです。この後でほどける作り目を編むのは日本の指でかける一般的な作り目より簡単でスピーディなのですが、この作り目から裏目を編み出すのは個人的に至難の技でした。


通常の裏目を編むように、右針を左針にかかった目に右から入れます。


右針に手前から奥に左人差し指にかかった糸をかけます。ピンクの糸が編む糸で、ブルーの糸が別糸です。


ここが難しい。左針にかかった糸と、別糸の間に右針にかかった糸を通します。


左針にかかった糸を外して、別糸を使った後で解ける作り目からの裏目が編めました。左針にかかった糸を外す際、あまり強く右に引っ張ると次の目まで針から外れてしまうので注意します。編まない目は親指で抑えておくといいでしょう。
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はい、こちら編み物なんにもわかりまセンターです!

2020年10月25日 | 日記
こんにちは。昨日は百貨店で小さな(といっても10代ですが)お友達に配るハロウィンのお菓子を買ってきました。



こんなのです。ゴンチャロフのチョコとクッキーの詰め合わせ。缶の蓋が角度を変えると絵柄が変わるアレになってるんです。昔の文房具によくありましたよね。懐かしい…と思って即決してしまいました。今の子はこんなの知ってるんでしょうか。とにかく喜んでもらえればいいのですが。

さてこの「あみものだもの」、今日付でINポイントランク41位を記録しました。まさかINポイントランクでここまで来るとは思ってなかったです。素直に嬉しいんですが、ちょっと申し訳ないなと思うこともあります。外部サイト(おそらくGoogleやYahoo)から来ていただいているということは、みなさん編み物のテクニックやヒントを求めてるんだと思うんです。なのに読んでみれば文章は「よくわかりません」「知りません」のオンパレードで、何ひとつ求められている答えはないんですよね。あるのは雑でせっかちな私が精緻で美しく奥深い編み物の世界で四苦八苦する姿だけ。まあそれを面白がってくれる方もいらっしゃるんでしょうが。もうブログの説明文に「はい、こちら編み物なんにもわかりまセンターです!そうですか、実は私もわからないんです!難しいですよね!(ガチャッ)」って書いちゃおうかな…なんてね。

Himikoですが、頭で考えて悶々するより手を動かそう、ということでなんとかやってます。「編みながら作る方法」は動画を何度も見て覚えました。ドイツ式引き返し編みに必要なDS=ダブルステッチは「糸が手前にある状態ですべり目をし、糸を右針の上に向かって引っ張る(割れた目=DS ができる) 」と書いてあるんですが、私は「割れた目」を「割れた糸」に空目してどういうこっちゃ!?そんな編み方あるのか!?状態になっていました。糸を引きあげると「針にかかった目が割れる」というただそれだけの意味なのに…。ただ、ラップアンドターンに比べるとドイツ式引き返し編みはずいぶん簡単。へー、こんなやり方あるんだー。目から鱗でした。

ただ今日の引っかかったところは、「裏目を作る方法」でした。なんでかというと、リンク先の動画の糸のかけ方が英国式(アメリカ式と同じ…だと思う)だったんですよね。私はフランス式(Continental)なので全く分からず…"Continental"Purl"などの単語で検索しても普通の裏目の編み方動画ばかり出てくるし。それでもようやくフランス式の「裏目を作る方法」の動画を見つけて解決しましたが。

それと、トップダウンで作るセーターは初めてなので、身頃の繋げ方が分からないんですよね。右後ろ身頃を編んだ後、今度は左後ろ身頃の作り目を編むのですが、これは続けて右後ろ身頃と同じ針に作り目するのか、それとももう一方の針で作り目するのか、とか…もうほんとになんにも分かりまセンター。疲れる…。

申し訳ありませんが番号をよくお調べの上、おかけ直しください!


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作り目だけに悪戦苦闘

2020年10月23日 | 日記
もう10月も下旬、秋が深まってきましたね。いつの間にか日本にも定着したハロウィンももうすぐ。私は友達に配るお菓子をどうしようか頭を悩ませています。

先日予定どおりHimikoの日本語版パターンを手に入れました。が、なんだか知らないテクニックばかりで難しそうです。もちろん、略語やテクニックについてはテキストの解説もあるし、チュートリアル動画へのリンクも貼ってあるんですが。



とりあえず、メリヤス編みのスワッチを編むことにしました。最初はパターン通りのUS3号で編みましたが、ゆる過ぎたので次はUS2号に落としました。パターンのゲージは10cm四方25目34段、私のゲージは22.5目30段。これでも若干ゆるいですがこれ以上細い針は持っていないし、まあ誤差の範囲かな…と考えこれで進めることにしました。



作り目は「別糸を使う後でほどける作り目(Invisible)」です。いきなり初めてのテクニックで、しかもチュートリアル動画の音声は英語。「何を言っているのか」よりも、「何をやっているのか」に集中するために音声をミュートにして何度も動画を見ることで作り方は理解できたんですが、実際にやってみると60目になるはずなのに59だったり、または61だったり、どうしても合わなくてしょっぱなから泣きそうでした。単純にカウントミスだと思うのですが。

作り目ができたら、段1は全て裏目で編むのですが、これがまた難しかったです。裏目を編んで針にかかった糸を外す際、油断すると次の作り目まで解けてしまうんですよね。解けてしまわないように、次の目は左人差し指で押さえて慎重に慎重に…作り目と段1が正しく編めるまで、3日は練習しました。慣れない動作、さすがに肩が凝りました(ありがたいことに私は肩が凝りにくい体質なんですが)。こんなことで無事完成させられるんでしょうか。先が思いやられます。


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ボッブル付きアラン模様のマフラー、完成しました!

2020年10月01日 | 日記
お久しぶりです。

日差しの強さこそ夏の名残を感じるものの、朝晩の冷え込み、澄み渡る空気が秋の到来を感じさせますね。みなさんにとっての秋は何ですか?読書、運動…それとも食欲?

今年の2月、バレンタインデーに間に合わないまま放り出してしまっていた、ボッブル付きアラン模様のマフラーが先月のシルバーウィークに完成しました。



ボッブルを編むのは初めてでした。5目5段の玉編み目なのですが、最後に左針にかかった1目に右針に移した3目をかぶせるところがとても難しかったです。でもこれでまた小さなステップを踏めたことになるので嬉しいです。

完成品の長さはレシピより20cmも長く、192cmあります。だいたい2模様くらい余分に編んでしまいました。測ったり計算したりしながら編んだのに、なんでこんなことになったんでしょうね。分かりません。でもシングルループで巻いても特にバランスがおかしいとか、そんなことはないのでいいことにします。



無事、昨シーズンからの宿題を終えられてホッとしました。去年は暖冬で冬小物の出番がなかったのですが、今年は寒いという話があるので活躍してくれるといいですね。

さて、次は年末予告した通り、ジェイミソンズスピンドリフトでRirikoさんのHimikoを編もうと思っています。編み図を手に入れられるのが今月の半ばくらいなので、次のブログ更新は下旬くらいになるでしょうか。みなさんそれまでごきげんよう!
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