あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

250kmのドライブ/こちらも先は長く

2021年11月21日 | 日記
こんにちは。さる11月の10日に、家族でドライブに行ってきました。目的地は佐伯市本庄にある大水車。家族の中で私だけが行ったことがなくて、「大きな水車を観に行く」とだけ聞いていたのですが…(楽しみにするためにあえて目的地について調べたりはしていませんでした)



なにこれ!観覧車じゃないの?大きいにも程がある…。びっくりしました。かつてこの本庄では多くの水車が農作業の動力源として使われていましたが、時代の変遷にともないそれらは姿を消し、この大水車は九州屈指の清流「番匠川」のモニュメントとして平成5年に建てられたものです。しかも一度は平成29年9月の台風18号によって浸水被害を受けており、平成30年に再建されたそうです。

隣の建物、お蕎麦屋さんに入ると土産物の並ぶスペースがありましたが、誰もいませんでした。おかしいな、営業はもう始まってるはずなのに…。レジには呼び鈴が二つ置いてあって、二つとも何度か押したらやっと店の奥さんたちが出てきました。「ごめんなさいね、蕎麦打ってたのよ〜」奇しくもその日から新蕎麦が頂けるということで、これは楽しみ。



私は地元の野菜の天ぷらがこれでもかと載った「ほんじょう天蕎麦」をオーダーしました。800円くらいとなかなか良心的なお値段。新蕎麦の香りもよかったです。


そしてその日は天然の鮎が入荷しているとか。養殖の鮎は何度か口にしたことがありましたが、天然ものは初めて。こちらも香ばしさの中に爽やかな香りがあって美味しかったです。


デザートには印尾茶を使った甘さ控えめのプリン。どれもとても美味しかったです。
しかし、期待していた紅葉は遅れているということで見られませんでした。

ということで次に向かったのは豊後大野市の「沈堕(ちんだ)の滝」。ですがここも公園内の数少ないモミジが赤く染まっているだけ。しかも、肝心の滝は発電所点検のために水が落ちていないということでした。



満足する紅葉に出会えなかった私たちはその後、強引に湯布院まで向かうことにしました(かなり遠い)。車中からまあまあの紅葉風景が見られましたが写真は撮れませんでした。この日の走行距離はなんと250km。楽しかったですけど、疲れました…。


さて肝心の編み物ですが…大事件が起こりました。


どんぐりのヘタの部分がどこからかおかしなことになってしまいました。どうやらこれは何段か解かなければならないようです。ライフラインも通してないし、一目一目下の段の目に左針を入れて地道に解いていくしかなさそうです。しかも試着してみたら、丈がまだおへその上だったんですね。規定の35.5cmとはいわず、40cmくらいはどんぐりを編む必要がありそうです。一目一目解いていって、またそこから編む…はあ、気が遠くなります。

植物豆知識/独学の難しさ

2021年11月05日 | 日記
こんばんは。こちらはこのところ秋らしい日々が続いています。高地の紅葉が今見頃を迎えているらしいです。来週我が家も家族ドライブに出かける予定になっています。綺麗な紅葉が見られればいいですね。
今年の秋はついぞ金木犀の香りを嗅げませんでした。というのも、普段の私の移動範囲には金木犀を植えているところなんてどこにもないんですよ。ところでこの馴染みのある金木犀についてのある秘密、知っていますか?皆さんは家の庭や公園以外のところに生えている金木犀を見たことがあるでしょうか。たぶん、ないと思います。なぜでしょうか。それは、日本に移入されている金木犀は全て雄株なのです。金木犀は本来、雄株と雌株のある、雌雄異株の植物なのです。金木犀も花が咲いた後は実をつけるのですが、日本には花付きの良い雄株しかないため、受粉して実をつけることはできません。実がないということは、自然に増えられないのです。日本にある金木犀は全て挿し木で増やされ、人の手によって植えられたものなのです。自然林で金木犀を見かけないのはこういったわけがあります。
次はちょっと残念なお知らせです。昨年から私が教えていた編み物入門者のお友達、挫折してしまいました。私が仕事を始めたこと、コロナの影響などでお互いに会う機会がなかなか得られなくなったのです。基礎本と作品集を貸して分からない時は読んでお勉強してね、ということだったのですが、どうやら独学では厳しかったようです。数年前手芸店で出会った先生も、本だけ読んでできる人はなかなかいない、とおっしゃっていたので、そういうものなのかもしれませんね。


どんぐりが6列並びました。10日で1列編めればいいなんてことを言っていましたが、今度は3週間もかかってしまいました。この間は特別忙しかったのもありますけど。年末までの完成はとっくに諦めましたが、まあ地道に編んでいくことにします。