あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

知らなかった基本のキ

2020年01月27日 | 日記
こんにちは。今日は九州地方は大荒れの天候。風が強く傘をさしても折れるだけで無駄じゃないの?と思わせるような日でした。暖冬で出番の少ない手編みの冬小物が使えたのはよかったですが…。



マフラー、13模様目に入ってます。長さはただいま81cm。パターン通りなら172cmになるのであと91cmですね。でも172cmのマフラーって長いですよね。長さの目安は着用する人の身長だと思っていましたが。男性へのプレゼントを想定しているんでしょうか。私の身長は155cmなので、そこまで長いとバランスはどうなんでしょう。まあ、編みながら考えましょうか。(しかしながら、古い畳に手編みのマフラーは昭和感満載ですね)



使用糸はハマナカの「アランツィード」です。ウール90%、アルパカ10%。アルパカのぬめり感のおかげでツィードにありがちなチクチク感がないし、軽いので巻物にピッタリのいい糸です。これだけの糸を使い切りたかったのですが、ベストの後ろ身頃を解いた分でここまで編めてしまいました。計算したらあと3玉しか使わないみたい。残りの3玉はいつか帽子でも編みましょう。

さて、私の編み物歴はもう10年になろうとしているのですが、この前初めて知ったことがあります。1目交差は縄編み針を使わずとも編み針の操作でできるということを…。この作品、2段ごとに一目交差があるんですけどその度に縄編み針を使うのが面倒で。一目くらい縄編み針使わずになんとかならんのかい、と今一度本を確認したらやっぱり載ってたという。恥ずかしい。これを知っていたらどんなに楽だったか。でも針の入れ方が難しくて、まだ本と首っぴきです。二目、三目交差については動画で縄編み針を使わない方法を調べましたが、そんなに手間は変わらなさそうなので、今まで通り縄編み針を使いますが。こんな基本のキが分からない人が他人に教えてていいんでしょうか。




個人レッスン 糸の捌き方、落とした目の拾い方と目の向き

2020年01月25日 | 日記
ボッブル付きアラン模様のマフラー、10模様目まで進みました。先週末はレジ袋作成のため編めませんでしたが、だいたい目標通り、1日1模様編んでいます。



今日の個人レッスンですが…姿勢にやや難があるものの、表目と裏目が正しく編めるようになったので、二目ゴム編みを編んでみてもらうことにしました。練習なので作り目は20目にして、表2、裏2と一段編んでもらったら、私がチェックするという形で。



しかし、彼女に一人で裏目を編ませると、ところどころこのようなおかしな目が出来上がるんです。最初は私もなんでそうなるのかわかりませんでしたが、注意深く観察していたらあることに気がつきました。

人差し指にかけたこれから編む糸が、左針に引っかかってしまっていたのです。正しい目を編む時には、まず人差し指にかけたこれから編む糸を、手前に持ってこなければなりません。



が彼女は糸を手前に持ってくる前に、右針で左針の目を拾い、そこから糸を手前に持ってきていたのです。こうすると左針に糸が引っかかって、上のようなおかしな目が編まれるというわけです。



正しくはこうですね。

それと、彼女は表目から裏目(もしくはその逆)に移る時に人差し指にかかった糸を外してしまう癖がありました。それではゴム編みをスムーズに編むことができません。編む糸は常に人差し指にかけておくように教えました。



表目を編み終わった状態。糸は人差し指にかけたまま…



右針を手前に持ってきて裏目を編む準備をします。

次に、落とした目の拾い方です。入門者の場合、ついつい針先のほうで編んでしまうために針にかかった目が落ちがちです。これをかぎ針で治す方法を教えました。

治したら今度はその目を針に戻さなければいけません。針にかかった目を外してまた戻す時は、目の右側の糸が手前にくるように戻します。

今回はちょっと詰め込み教育になりましたが、彼女は落とした目の拾い方が分かったことを喜んでいました。確かに、間違ったまま進めるのはスッキリしませんよね。次回は学んだ事をメモにまとめてきてくれるそうなので、それを見ておさらいをして、また何段か編んでもらって編み地がきちんと出来ているようなら、編み図の読み方を教えようかと思います。



リバティコットンテイルのレジ袋/明日はどう教えよう?

2020年01月20日 | 日記

ボッブル付きアラン模様のマフラー、先の週末は全然進みませんでした。というのも…
これを作っていたからです。



今まで編み物の道具、刺繍の道具など入れていたのはスーパーやコンビニでもらうビニールのレジ袋。わたし的には気が置けなくてよかったのですが、母に「あんた、たいがい袋の類は持ってるだろうに、もっといいのはないんかい?」と度々言われていたのと、言われてみりゃ貧乏臭いな…と思ったのです。最初はセリアとかで買おうかなーと考えていたのですが、そこで思い出しました。リバティコットンテイルのラミネートが大量に余っていることを。350cmも買っていたんですよね。わりと大きめの鳥カゴカバーを縫ってもまだまだありました。これを使わない手はない、と自分で縫いました。細部はいつもながら雑ですが、これならまあ、ビニールのレジ袋よりましでしょ。

明日は何回目かの個人レッスンの予定です。体調を最優先にしているので、あまり根を詰めて練習しないよう彼女には言ってあるのですが、そのせいで前回は表目も裏目も編み方を忘れてしまったようです。幸い、わりとすぐ思い出してくれたのですが、今度は姿勢に癖(特に裏目を編む時、肘が極端に上がり針をVの字で構えている)がつき始めました。これだとかなり肩に負担がいくはず。別に編み物に作法などは必要ないと思っているのですが、長いマフラーを編むならできるだけ楽に編んで欲しいですよね。ということで明日、表目と裏目が確かに編めているようなら、もう一度針の構えを意識してもらうことにします。

1日1模様が目標/個人レッスンはじめました

2020年01月16日 | 日記


ボッブル付きアラン模様のマフラー、今日はここまで編めました。今日は施設に段数計を忘れていって焦ったのですが、たまたま何段まで編んだか覚えていたこと、今は段数計アプリというものがありますのでそれで解決しました。



1日16段1模様編んで、およそひと月で完成させるのが今の目標です。もっとも来週から週2で就労訓練に入るので、予定通り進むかどうかは分かりませんが。



縄編み針はクロバーのU型のタイプを使っていますが、できたら縄編み針を使わずに交差編みができればいいなと思っています。でもどうしても目が落ちるんですよね。

この前から施設の友達に編み物を教えています。教えると言っても、彼女はすでに作り目、表目、裏目が編める人なんですが、逆目で覚えていたのでそこだけ修正しました。これが棒針も糸も初めて持つ人だったら教えるのは難易度が上がりますが、(特に作り目は難しいと思う)そこからなら教えるのは楽でした。

今は「毛糸こものBOOK棒針編み―やさしく編めるプロセス写真つき (SEIBIDO MOOK)」から二目ゴムあみのマフラーを編もうということで二人で頑張っています。この本はマフラーのバリエーションが多いんですよね。それで初回のレッスン前日に私がこれお勧めだなーと思う作品を、彼女も気に入ってそれに決めてくれたのがとても嬉しかったです。

人に教えるのは自分の勉強にもなって楽しいです。慣れた私は無意識に行っている動作でも、入門者である彼女には分からないことがあるでしょうから、その無意識に行っている動作をひとつひとつ解剖しながら教えています。レッスンが終わって帰ってからは、その日のポイントをまとめてPagesで資料を作ったりなんかもしています。



なんちゃって先生ですが、頑張ります!










計画変更

2020年01月13日 | 日記
前回、今シーズンの更新はこれが最後、と書きましたが…



その通り刺繍に移ったものの、糸が足りなくて隙間がちょいちょい残るような感じになって、1マスびっちり埋めたい私としてはいまいちモチベーションが上がらず進みません。



…やっぱりまだ編み物がしたい。そう考えた私は、押入れから編みかけのアラン模様のベストとその残りの玉を出し、編みかけをほどいて玉にしました。



これくらいあれば、マフラーが編めるでしょう。それで毛糸ピエロさんのフリーパターンから、ボッブル付きのアラン模様のマフラーを編むことにしました。計画変更です。

ボッブルを編むのは初めてでしたが、動画を見て覚えました。コロコロが可愛いですね。



それにしてもアラン模様は時間がかかります。丸一日編んでこの程度。今シーズン中にどこまでできるか分かりませんが、頑張って編みます。