あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

老、ガーン!!

2023年12月20日 | 日記
もともと私は近眼なのですが、ここ一年特にメガネが手放せなくなりました。しかし、視力が下がったのかな…と新しいメガネを作りに行っても見え具合は今ひとつ。朝起きると目がやたらショボショボしているし、顔は(3_3)←こんな感じです。
編み込み模様を編む時、間違えないように顔をグッと本に近づけるのですが、どうもおかしい、どんなに近づいてもぼやけて見えるんです。でもある時ふと少しだけ離れてみたら、ちゃんと見えたんですね。もしかしてこれは…

そう、老眼です。

老眼。物悲しい響きです。おおむね40歳ごろから始まる加齢による目の衰え。40歳といえば平安時代なら老婆ですが、人生100年時代と言われるこの令和に、40歳で「老」の字を突きつけられるなんて、ひどい。

数年前から年上のニッターさんたちが「黒い毛糸は編まないの、老眼で見えづらくなっちゃったからね」などと話すのを聞いて怯えていましたが、ついにきたか…という感じです。

キツネのバッグ、いったん全部ほどいてからようやく26段まで編み直せました。


フリーザーバッグをヤーンボウルがわりにする作戦ですが、絡まりのもととなる糸の引き出し過ぎは防げます。いざ絡まっても出ている糸が短いのでほどく手間も少し省けました。劇的に作業効率が上がるものではないですが、まあお試しあれ。

今日はもう少し進めたかったのですが、涙でよく見えないのでこの辺にしておきます。

求む、編み込みで糸が絡まらない方法

2023年12月17日 | 日記
こんばんは。寒波がやってきましたね。今朝買い出しの帰りに初雪も観測しました。寒い冬、編み物好きとしてはやっと来たかという感じです。

キツネのバッグ、土曜の早朝から編み始め、昼には27段まで進んでいたのですが…



途中からどんどん糸が絡み合うようになり、最初は無理矢理引き出して編んでいたものの、そのうちにっちもさっちも行かなくなりました。絡み合ったまま進めたせいか、裏糸がおかしな渡り方をしている部分も見つかり、どうせ完成させれば内袋で見えなくなるとはいえ、今回は裏も見苦しくない編み込みを目指していたので泣く泣くほどきました。

でも編み込みってほどくの難しくありません?例えば右から黄色10目、オレンジ20目、白20目と編んでいった段を左からほどいていく時に、白20目ほどくつもりが下の段までほどいてしまったりするんですよね。ライフラインを通しておきなさいよ、と言われればそれまでですが(次からそうします)。

そもそもこの、編み込みの時に糸が絡まる問題ってどうにかならないの?と思って調べたんですけど、なかなかこうすれば「絶対に」絡まないという方法はないみたいなんですね。むしろそういうものだから注意しろ、みたいな…。まあその中でもポイントはあるようです。何段か編んだらちゃんと絡まりをとるとか、編むときに必要最小限の糸しか引き出さない、とか。

私はこうしてみました。


フリーザーパックをヤーンボウルの代わりにする方法です。これなら糸が転がってどんどん引き出されてしまうということも防げるし、最小限の糸だけ引き出して編むことができるだろう、と。あとはやっぱり、何段か編んだらきちんと絡まりをほどくように心がけるということですかね…。うまくいけばいいのですが。

日曜の今日は朝から買い出しがあったし、昼は睡魔に誘われていたし、夕方から夜にかけては録画していた大河を消化して、最終回リアルタイム視聴に備えるというミッションがあったのでほとんど手をつけられませんでした。月曜から気を取りなおして頑張りましょう。

「キツネのバッグ」スワッチを編みました

2023年12月13日 | 日記
東海えりか先生の「編み込み動物バッグ」から表紙にも掲載されている「キツネのバッグ」を編む糸が届きました。パピーのブリティッシュエロイカとソフトドネガルです。


この作品を編むのは一枚の絵を描くようなものですから、微妙な質感や色合いを大事にせねばなりません。ですので初めて本の通りに指定糸を揃えました。黄色だけ廃盤だったので代替色になりましたが。縦横比がおかしくなってもいけないので、スワッチも真面目に編んで、ゲージを正しくとらなければなりません。

私は手がきついことが分かっているので、最初から本に書いている針の号数の2つほど上の号数でスワッチを編むようにしています。本に書いているのは9号針ですから、11号針ということですが…あいにく11号針は持っていませんでしたので、12号針で編んでみました。



奇跡的に1回目でゲージが合ったのでホッとしました。新しいプロジェクトのスタートです。

Himiko完成しました!

2023年12月03日 | 日記
お久しぶりです。前回の更新は昨年の10月22日、手に怪我をした報告でしたね。この冬には完成させたいので足元には気をつけます。と言ったきり更新が止まったので、今度は頭でも打って…と思われていたかもしれませんが、どっこい私は元気です。

そしてそして…嬉しいお知らせです。ついに、Himikoが完成したのです!



編みかけのHimikoが入った買い物袋は、いつも目の届く場所にありました。が、なぜかなかなか手をつける気が起こらず、この一年とちょっと心を痛めていました。ひょっとしたら私、もう編み物はしないのかも。そんなことも頭をよぎりました。ほんとうにあと少しで完成なのに…。

しかしある日、あまりにも暇だったのでふと思い立って編み針を手にしてみたんですね。どうせすぐ飽きる、と思いつつ。ところが思いのほかはかどって、そこからはあっという間でした。



生まれたてほやほや、くしゃくしゃのHimiko。



今回はいつもの縮絨の前段階に、十分スチームを当てました。なんでもこうすることで編み地に水や洗剤がより馴染みやすくなるのだとか。


縮絨後のHimikoです。確かに美しい仕上がりになっています。縮絨は何度かやったけど、今回が一番の出来ですね。手間をかけるって大切です。


どんぐり模様も、綺麗に整いました。

惜しむらくは袖のタックかな。お手本ではもう少し綺麗なドレープが出ているんですが、ちょっとテンションをかけ過ぎたようです。

「これを完成させたら、編み物やめるんだ」
ひさしぶりに編み物をしている私を見て驚く母に、こんなことも言いました。が、今は全然そのつもりはありません(笑)完成させた時、こんなに達成感と感動が味わえるのは編み物だけですからね。

というわけで大長編Himikoの巻、これにて完結です。

さて、シーズン残りは何をしようかな、と考えていますがしばらく大物はいいかな。東海えりか先生の「編み込み動物バッグ」を買ってあるので、そちらから何か一つ編めたらいいですね。では、次回の更新まで、ごきげんよう!