あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

パッとしなかったニッター

2022年10月21日 | 日記
こんばんは。気づけば10月ももう下旬。こちらは朝晩こそ冷え込むものの、日中はまだ半袖でもいいような暑い日が続いています。私はこの前やっと秋服を揃えたばかりです。寒暖差が激しいので、皆様もどうぞ体調にはお気をつけて。

また1ヶ月ほど更新が開いてしまいましたね。というもの実は私、ケガをしてしまったんです。

ある病院へ健康診断の精密検査に行ったのですが、その病院へ行くと必ず立ち寄るお気に入りのカフェがありまして。そのカフェのエントランスには四段ほどの小さな階段があるのですが、帰る時何かに気を取られていたのか、その階段を一段踏み外し、ジャンプして前に滑り込むように転んでしまったのです。

真夏の甲子園でもあんまり見ないくらいの熱い滑り込みでした。結果はアウトですけどね。あんまり派手な転び方をしたので、店の奥さんが「大丈夫!?」と言って飛び出てくる始末。歩道は狭く、目と鼻の先を車が走っていました。一歩間違えたら命に関わっていたかもしれません。

でも私、これは一種の才能だと思うんですが、転んでもそこからの立ち直りが早いんですよね。派手に転んで、周りが呆気にとられている間に立って、涼しい顔でまた歩き出すんです。そういえばこの前も駅の階段を踏み外して膝から崩れ落ちましたっけ。学生時代は衆人環視の中やはり階段を踏み外し転んだもののやはりすぐ立ち上がって何事もなかったように歩き出し、見ず知らずの学生に「スゲェ…」と言わせたこともありました。思い起こせば色んな階段を踏み外しています。鬼門なのかもしれません。

この時もサッと立ち上がり、青い顔をしている奥さんに笑顔で「大丈夫です」と言って歩き出しました。手のひらと膝を擦りむいただけで済んだ、と思ったのですが…

だいぶ後になって、手の筋を痛めたことに気がついたんです。しかも右手の。これが原因で2週間は編み針を持つことも、楽器を弾くこともできませんでした。

才能はあったのに度重なるケガや病気に悩まされパッとしなかったスポーツ選手っていますよね。才能あるニッターかどうかはともかく、私の編み物が進まないのも体調不良やケガが理由であることが多いので、勝手にシンパシーを感じてしまいます。

で、やっと今日編み針を手にし、左袖を編み上げました。



今年の冬までには完成させたいので、足元にはよく気をつけて歩くことにします。