あみものだもの

編み物歴?年。独学で続けています。

降って湧いた9連休/2024年の快挙

2024年12月31日 | 日記
年越しムードの高まる中、ああ私は今日もお仕事…と思っていたんですが、朝食をとっている時に電話が鳴って、上司からだったんですけどなんと「今日からお休みしてください。新年の出勤は6日からです」とのことでした。世間並みに9連休じゃないですか、ばんざーい!

そうと来たらもちろんバッグの製作を頑張らなくては。今日は編み上がった持ち手に伸び止めテープを縫い付けるところからです。


部屋の片隅で埃をかぶっていた(もちろんカバーをかけていましたが)ミシン。最後に使ったのは2年くらい前だと思います。久々のお仕事です。

でも、手編みの編み地をミシンで縫うのって初めてなんですよね。厚みもあるし、果たしてこの2万くらいのミシンでちゃんと縫えるんでしょうか?


結論から言うと、ちゃんと縫えました。最初、押さえと台の間に入らない、こりゃダメだ…と思ったのですが、ミシンの押さえってレバーを上げたところからさらにグッと押し上げると厚地も入るようになってるんですね。知らなかった。ただパワーが足りないのか、スムーズな布送りができたかというとちょっと厳しかったですね。なので持ち手の縫い付けはあまり綺麗にはできませんでした。幸い編み地がネップ入りのグレーの糸で編まれているので、綺麗に縫えたかどうか表から見ればあんまり分かりません。

(ここから作業に熱が入っていくのでほとんど写真が撮れていません。ご了承ください)
この伸び止めを縫い付けた持ち手に反対側の持ち手を合わせ、長辺をかがったら持ち手の完成です。いよいよ内袋の作成に入っていきます。

型紙を作るほどのものではないので、生地に線を描きます。今回は水で消えるインクのチャコペンを使いました。洗えるバッグではないのでチャコペンシルを使うと線が残ったままになってしまうので。ただ、こういうインクタイプのチャコペンって、本当に普通の綿ブロードにしか使えないんですよね。色も薄いし、柄でもあったらもう分からない。ましてやウール地だとインクが全然つかない!便利かと思って何本か持っていますが正直、持ってて良かったと思ったためしがない…。

本にはそのように書いていないのですが、内袋にはポケットをつけることにしました。財布とスマホぐらいサッと取り出せないと、普段使いできるバッグとしてはちょっと頼りないと思ったので。ポケットをどう縫うか、でかなり頭を悩ませました。厚みのあるウール地なので端を三つ折りとかにするとそこが分厚くなるんですよね。結局、ジグザグミシンで端処理をして、シンプルなパッチポケットにすることで落ち着きました。

ポケットがついたところで、内布を中表にして、両脇を縫います。縫い代を割ったら、今度は入れ口を外側に折ってアイロンで押さえます。ウールなのにアイロンしていいのかなあと思ったけど、あんまり目立つところでなければ仮にテカリが出てしまっても大した問題ではないでしょう。

こうしてできた内袋を…最後の工程です。待ち針で止めてしつけ縫いした後、入れ口をぐるっと縫います。最初は大して難しいことではないと思ったのですが…

編み地、持ち手、内布が重なるところは1cm近い厚みになるんですよ。さすがに布送りが上手く動作せず、1回目は縫ったけど持ち手がズレてうまく挟めていませんでした。

朝から作業していたので、ここまでにかなり体力気力を消耗していて。縫い目が細かいので解くのも一苦労。嫌な汗が出てきました。縫い糸を切るつもりが毛糸を切ってしまい、苦労して編んだ編み地に穴が開きかけた時は半泣きでした。2回目はもう待ち針も最低限しか打たず、しつけ縫いもせず、手でズレないように押さえて縫いました。結果、その方がやりやすかったです。あんなに準備したのに。

長くなりましたが、こうしてキツネのバッグが完成しました。



ポケットはこんな感じです。裏地も表の雰囲気にバッチリ合っています。ただウール地なので少し重ためのバッグになりましたね。でもすごく暖かそう。この一週間、よく頑張って取り組みました。2024年最後の快挙です。

さて、年内の更新はこれが最後となります。今年も、というか毎年秋冬の間だけの更新ですがいつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。良いお年をお過ごしください!
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キツネの美容整形

2024年12月29日 | 日記
ちょっと納得いかなかったので申し訳ないけど、キツネくんには美容整形してもらいました。


ビフォー


アフター

アフターはひょうきん者の雰囲気がありますね。二枚目俳優からコメディアンに転身。どちらがいいかは好みの分かれるところでしょう。これでもまだ完全に納得したわけじゃないんですけど、お手本とアイホールの位置、形が全然違ってしまったのでそれにしては善処したほうだと思います。

今日は4本の持ち手全てを編み上げました。


糸をギリギリの量しか買っていなかったので、途中でもしかしたら足りないかも?となって焦りました。もし足りないとき、これから取り寄せても届くのは年明け10日ぐらいだろうし、お正月休みの間に完成させる計画はポシャってしまいます。持ち手を編み終えて、残ったグレーの糸は8gでした。

なんとかお正月の間に完成させられる目処が立ってホッとしています。ここまできたらさすがに油断して放置ということはないと思うので。やればできる子なんですよ。
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キツネの顔

2024年12月28日 | 日記
いよいよお顔の刺繍に入ります。

人形は顔が命。キツネも顔が命。女性の皆さんだったらわかると思うんですが、顔に描いた線ってほんの1ミリ2ミリでも印象が変わったりしますよね。

編み方と違って刺繍は何目をこう、みたいなのがなく感覚で刺すしかないので難しかったですね。特に今回、手加減と縦横比の問題でキツネさんの顔がお手本よりだいぶシュッとしてしまったので、いよいよ自分のセンスが問われるというわけ。



うーん…シュッとして男前は男前だけど…なんかさ、女にだらしなさそうじゃない?
キザなこと言ってそう。「ヘイベイビー、ボクの子ウサギちゃん♡」とかさ。

今回の作品、途中から挽回し、とても頑張っていると思います。かなり集中力を使う刺繍の後さらに、とじはぎを終え、袋の状態にするところまで進めました。



完成まで、あともう一踏ん張りです。

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糸始末、スチームまでできました

2024年12月28日 | 日記
こんばんは。
昨日が仕事納めだった方、多いんじゃないでしょうか。今年も一年、よく頑張りましたね。お疲れさまです。私?あいにく大晦日まで仕事です。

2024年、最後の週末が来ました。今週末の予定はとにかくこのキツネのバッグを少しでも完成に近づけることです。

編み込みの糸始末って大変ですよね。糸始末って作業としては編むより楽だと思うんですけど、どうしてこんなにつらいと思うのか。だいたい糸「始末」っていう響きも良くないんですよ。いかにも楽しくなさそう。もっとポジティブな表現を考えるべきではないでしょうか。そもそ…(ごちゃごちゃ言ってますが要は作業が進まないんです)

それでもなんとか終わりました。はい。



次はスチームです。





端の丸まりが全然とれませんでした。手がきついからでしょうね。出来上がりが不恰好にならないでしょうか。ちょっと心配です。

この後、耳・目・鼻・口の刺繍に入ります。毛糸で刺繍を施すのは初めてなんですが、うまくできるかな?では本日はこの辺で!
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お尻とハートに火をつけて

2024年12月21日 | 日記
9日間で編み上がったキツネのバッグの表。この分ならシーズンに余裕を残して完成させられそう!次は何を編もうかな?なーんて、ほくそ笑んでいた私ですが…

はい、また悪い癖が出ました。メドが立ってしまうと油断してのんびりしてしまう悪い癖。はっと気づいた時にはクリスマス目前。1ヶ月以上経ってしまっていました。年が明けてから残りの編み物のシーズンってせいぜいバレンタインぐらいまでですよね。毛糸屋さんの初売りは事実上のシーズンオフセールみたいなものだし。



とにかく、これはまずい。ちょっとのんびり構えすぎた…。

お尻に火がついた私は、猛然と編みはじめました。小休憩を挟みながら5時間。約15年の編み物歴の中で、いまだかつてこんなに集中したこと、急いだことがあったでしょうか。



その甲斐あって裏面はキツネのお尻が全部編み上がり、あとは背景色のグレー1色のメリヤス編みをするだけ、というところまで進められました。

よく頑張りましたが、ここで気を抜いては同じことの繰り返し。糸始末もブロッキングもあるし、先はまだまだ長い!明日一日で裏面も編み上げてしまおうと思います。



バッグの内袋にする布はもう購入済みです。ネップ入りのウール地にしてみました。ウール地って伸びるから、内袋としてはどうなのかしら…
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