あみの3ブログ

ラ本に無い名店巡り ラーメン山容、塩刈食堂

今日は富山市内の老舗(超レトロ)で550円のラーメン対決企画。

◆まず富山市山室、高原繁栄会商店街のラーメン山容(さんよう)
駐車場が無いので、本通りの新鮮市場グリーンプラザPに車を止め徒歩3分お店に向かう。


おおぉ、、、なんとレトロな。そしてアスファルト道路から1尺ほど店舗入り口のカマチガ下がっているではないか。
なんか地下にめり込んでいるって感じ。大丈夫かいな。
ノレンをくぐって店内に入るとこれまたその通りのしつらえと登場人物。


5席ほどのカウンターに座り厨房が目の前に迫る。
シャメをとると完全に不審者として見られていることに気づく。
味噌ラーメン550円を注文。
こちらの味噌ラーメン、特徴的なのは赤味噌を使用していること。


この写真では、カレーラーメンみたいですね。
出汁は鶏がらベースで豚骨も入り、出汁の効いた味噌ラーメン。
麺はおなじみの黄色いやや縮れ中細麺。
大鍋でタイマーなしで茹で上げるのはさすが年季の入った職人。
具材はモヤシと、メンマ、チャーシュー。
モヤシはすでに北京鍋で炒めてあり(仕込まれている)
出来上がりに盛り付けるだけ。(味噌野菜ラーメンとの違い)
メンマは下味が付いておりしゃきしゃきした食感。
ご主人自慢の(?)チャーシューは脂身はとろとろ、
肉はほろっとしながらも食べたなという感覚を残す仕上がり。
スープに浸して置けば余計に旨みが溶け出す。


うまいなーとついついスープまで完飲。
そこでミンチが入っていることに気づく。
肉味噌ですか?と訪ねると「肉味噌と言えるほどの量ははいっとらん」
とのお答え。「癖になる味やろ」、、、はい、その通りです。


◆次に訪れたのは富山市梅沢町、電停広貫堂から少し入る。
塩刈食堂
今回初めておじゃましました。東々亭からずいぶん近くなんですね。

  店内の壁に張り出されたお品書きの短冊に、
お目当てのラーメンや醤油ラーメンが見当たらない。
あせりつつも基本とおぼしき「ねぎラーメン550円」を注文。
食堂のプライスは別格ですね。


塩ラーメンと見間違えるくらいの琥珀色透明スープ。
特徴的なのはなんといっても自家製の強縮れ麺。


丼の中から麺をすくい上げてよく観察すれば
折れ曲がったような強縮れ麺と全くストレートの麺が混合している。
これって失敗作?、、、そして白っぽい色合い。
もちもちっとした食感と、すすったときの
さっぱりしたスープとの麺絡みが絶妙で
ストレート麺と強縮れ麺の混合比率が、もし計算の上だとすれば
恐るべきものがあると一人感心する。
チャーシューは下味があまりなく、脂身とも歯ごたえ有り。
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