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あみの3ブログ

南枝 皿そば 本店 @兵庫県豊岡市出石町 平成31年4月29日 

今回のまとめ→こちら

【出石皿そばを食べに行こう!】
こちらの開店時間まで城崎温泉周辺で時間調整したおかげで到着したのは11時過ぎ、ドンピシャのタイミングです。
専用駐車場がわからなかったので向かいの無人販売所ならぬ無人駐車場へ車を停め、ちゃんと料金箱にお金を入れましたよ(笑)


石出皿そばの元祖とも言われている老舗の南枝本店(なんしほんてん)


外観店内ともに昭和の雰囲気たっぷり、趣のある風情。小上がりとテーブル席、奥には昔ながらの「水屋」ともいうべき調理場がありおばあちゃんと息子さん?の親子二代での営業。




【ところで出石ってどこ?】
兵庫県豊岡市出石町
城崎温泉から近く、豊岡市はコウノトリの自然繁殖でも有名。
出石町(いずしまち)は古代史にも登場する歴史の古い町で但馬の小京都と呼ばれ、出石城の城下町です。
観光協会HP→こちら

「古事記」、「日本書紀」にも名前が登場し
室町時代には「太平記」でも知られる山名時氏が但馬地方を制圧
戦国時代に入ってからは織田、豊臣軍に敗退し、小出吉政が五万三千石で領主となる。
9代100年続いた小出氏は世継ぎが無く断絶。代わって江戸初期に松平忠徳(ただのり)が移封。
それから間もなく信州上田の仙石政明が松平氏と国替えとなり、七代にわたって出石藩を治め明治維新を迎えた。



【皿そばってなに?】
出石皿そばの特徴は
「挽き立て」「打ちたて」「ゆがきたて」の「三たて」にこだわった出石皿そばは、一人前五皿で出石焼の小皿に盛り、4種類の薬味(玉子、山芋、ねぎ、わさび)をつゆに入れていただきます。



【皿そばの起源を元祖南枝にみる】
宝永三年(1706)、仙石越前守が信州上田城より出石城主として
お国替えの折、そば打職人として家臣と共に随伴。
、、、これが起こりのようですね。

初め大黒屋と称し出石に最初のそば店を創業しました。
その後(嘉永六癸丑年)藩主より「南枝(なんし)」と称せられ
今日に至り出石そばの基礎を築きました。
ちなみに「南枝」の由来は「文選(もんせん)」に
五言詩最古(漢代)のものである
「古詩十九首」が収められていますが、
その中の一首「行行重行行」の第八句からとったものです。、、、南枝HPより引用

【メニュー】
一人前五皿…860円
追加そば(一皿)…130円


細かく挽いた玄そば挽きぐるみのそば粉を使用した、のどごしの良い少し黒めの田舎風そばです。
薬味のウズラの玉子、山芋とろろをつゆに入れる事で、やわらかな風味でそばを食べられる。

南枝のそばつゆの特徴は
甘さ控え目でウズラ玉子や山芋とろろにもよく合い、飽きのこない味です。
「昆布」は、利尻昆布の一等級でにごりの少ない澄んだ「ダシ」
「かつおぶし」は、旨味成分の多い「目近(宗田)ぶし」をつかっている、、、とのことで
カエシとしては薄目の醤油で関西風、しかし味わいはしっかり鰹と昆布が効いて醤油クドクないスッキリした味。



まったく想像がつかないので最初はデフォで注文しましたが、小皿の蕎麦の量を見て即座に追加注文。



代々伝わる昔からの食べ方
そばののった皿に、ねぎ、わさびを適量のせて、つゆをかけて食べる。出石では「そば通」の食べ方と言われているそうですよ。

そばちょこにも一工夫
南枝のそばちょこは、ちょっと違う!
底1cm程の高台(こうだい)があり、丸みがあります。
持ちやすく、食べやすいと好評だそうです。

蕎麦湯も美味しい、全汁(笑)


都合二人で20皿頂きました。
美味しかった~♪




♪ ♪
【お店情報】

お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら

店名;南枝 皿そば 本店 (なんし さらそばほんてん)
住所;兵庫県豊岡市出石町柳63
電話:0796-52-2274
営業時間;10:30~17:00
定休日;金曜
駐車場;お店から離れた場所に付き店頭で確認要
地図;
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