ラーメン虎、前回のエントリーは→こちら
今回は自家製麺のお店を再認識しようと、取りまとめの一環。
もきちは今年も冷やしを食べましたが、虎はなんと2015年10月以来の訪問となりました。
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石川県白山市、通行量の多い産業道路に面した立地。
先代が青森県出身で今は二代目がその味を継承する 中華そば もきち
店内はL字型のカウンターとその奥には厨房があり、小上がり席やテーブル席もある広く整然とした空間。
メニューは「中華そば」が基本で塩と醤油が選べる。あと極細麺と並麺でメニューを分けているのも麺へのこだわりの現れだと思います。
極細中華そば しょうゆ680円
チャーシュー麺 しょうゆ1030円をシェア
◆極細中華そば
豚骨・丸鶏の動物系と魚介を合わせた透き通るスープ。 ほんのりした甘味と魚介、スッキリした醤油が何とも東北ラーメンらしいと言えばいいのか？（喜多方や白河、山形辺りがイメージされますが、出身地の青森にもこういった流れがあるのでしょうか？）
特徴は何と言ってもこの極細強縮れ麺にある。 縮れが強くフワフワっとスープを包み込む。 この特殊な麺は今でも青森の製麺所から取り寄せているという。
黄金色のスープに泳いでいるような極細麺は伸びやすいので大盛りの設定は無い。
◆チャーシュー麺
こちらも同じスープを使っているのだが、豚肩ロースのチャーシューと煮汁の醤油によって思った以上に味わいが異なる。 すなわち肉から沁みだした旨み成分のアミノ酸がほんのり酸味を醸し出し、脂がコク深いスープにしているのだ。
こちらの麺は極細麺と違って自家製麺。 手もみで5日間熟成させる多加水麺でツルシコな食感が特徴。 中華そばの王道をいく麺とスープの組み合わせと言えよう。
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もきちから加賀産業道路を金沢市内へ戻り、野々市の金沢工業大学近くまで行くとラーメン虎
（とら）がある。 2014年10月1日、白山市鶴来から移転してはや3年。
本体は「あじさいの家」という就労支援施設。
県から支援を受け障害のある方に就労の場を提供するという趣旨なので、スタッフにも格段の配慮が必要だがみんな明るく積極的に自分の役割を果たしている姿が微笑ましい。
店内はガラス張りの厨房とそれを囲むL字カウンター、テーブル席、小上がり席と明るく清潔でゆったりとした空間。
スープから麺まで自家製と言うラーメン、これが美味しくて評判となり遠く鶴来の町はずれの移転前のお店に通ったことが思い出される。
その時から使っているのがこの製麺機。 当時は3種類の切り刃があったと思うが現在は太麺・細麺の2種類を製麺している。
細麺の
塩ラーメン 580円
太麺の
黒虎ラーメン 680円をシェア どちらも味玉をクーポンで付けてもらいました。
◆塩ラーメン
動物系出汁に北海道産昆布を効かせた淡麗コク旨の清湯スープ。 塩加減もいい塩梅。
プリッとしてもっちりした食感の細麺、、、これはもう通常では太麺の部類ですよね（笑）
全てのラーメンに1枚入っているチャーシューは分厚く、箸でほぐれる位柔らかく煮込まれているが肉の繊維と脂が肉らしく美味しい！
トッピングは1枚130円で追加できる。
◆黒虎ラーメン
創業者が富山で食べた「富山ブラック」をリスペクトして開発した漆黒の醤油スープ。もちろんあのような塩分まみれのスープとは違い、ほんのり甘めで醤油のキレとコクが具わった味わい深い醤油ラーメン（580円）
それに自家製「肉団子」を加えたのが「黒虎」限定15食/日となる。 チャーシューのほぐし身に生姜などの数種類の具材を加えた団子を割ってスープに溶かし入れれば徐々に味の変化が楽しめ、最後にはコクと旨みが倍増する人気商品！
スープの吸い込みのいい丸断面に近い太麺（極太麺と言ってよい（笑） つるっと啜れるもちもちの麺です。
◆ランチタイムのお楽しみはコーヒーがサービスとなる
こちらはセルフでお願いしますね♪
学生の街野々市へ移転後はセットメニューやランチメニューも充実し、学生さんのお財布とオッサンのお腹に優しいお店になりました。今後とも温かい目で見守っていきたいものですね(^^♪
