石焼ステーキのお店の隣にある、ビルの1階テナントで以前はうどん屋さんだったようです。
駐車場は道路を挟んだ向かい側に5台ほどのスペースがあります。
店内は入ってすぐ左手に券売機、中待ちの椅子
右手に厨房を変則Lの字に囲むカウンター
立派なミートスライサーがあってこれはチャーシューに自信があるんだなと推察。 あと厨房のレイアウトや什器もかなり考えられた配置と設備で、ド素人では無いことが感じ取られます。
本日の営業は店主お一人でした。
券売機のメニューは「中華そば」と、「あっさり」、「限定」は準備中、その他トッピングといった構成。
先ずはセオリー通り 上段・左端のメニューから頂くことにします。
中華そば 750円
いきなりピンクの丼とはカワイ過ぎw
動物系の非乳化スープ。 鶏ガラ・豚げんこつ・野菜を炊いたかなり濃厚でオイリーなスープ。乳化していないのでかなりコッテリ重く感じる。 表層の香味油はラード。
カエシは節系の魚介が香る濃口醤油タレ。 早い話が魚介豚骨醤油ラーメン。
麺は多加水でツルもちの中太麺。 #16から12位でしょうか、透明感のある艶やかなストレート麺で、スープをはじくような感じで絡みはイマイチですが力強さの点から言えばスープに負けていませんでした。
具材はネギ、カイワレ、シャクッとしたメンマ、噛み応えのあるロース肉と見た目もバランスもいいです。
醤油のコク、節系の香り、動物系のパンチのある旨みに比べ、スープ自体の油と香味油のラードが相まってかなりオイリーでジジィにはとても飲み干すことはできません(;^ω^)
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後客も無しメニューも2種類しかないのでこの際、ハツホーでコンプリートさせて頂きます。
2杯目 あっさり 750円
おぉー、今度は青い丼
出汁も、具材も、
麺も共通
なので詳細は割愛させていただきます
違いはカエシ。醤油タレの構成が魚介の有り無しで決まる。 アッサリは薄口醤油で魚介無し。
食べる順番が「中華そば」から「あっさり」だと味がしない(笑)
濃いものから薄いものはセオリーから外れています。
食べる順番の失敗ですね(;^ω^)
それ位に「あっさり」と言うより「薄い」味付けでした。
出汁の脂っこさやラードはそのままなので、薄味の脂っこいスープでは飽きが来て飲み干せない。特に自分のようなジジィには。
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店主の動きを見ているととても素人には見えないが、訊くとラーメン店での経験はなく脱サラで2年間ほど試作を繰り返しながら開業のチャンス、空き物件を探していたとの事。
今回訪問したのは富山市婦中の人気店「K」出身との情報があったからで、それが無かったら訪問することはなかったであろう。
店主の素人離れした動きの一つに麺茹でがあります。タイマーを使わず茹で加減を「麺を指でつまんで硬さを判断する、いわゆる触診」
いかにも職人みたいでカッコいいのですが、それも2回くらいでキメてみらわなきゃw
見てると5~6回つまんでは、その麺をテボに戻してる。 おいおい、もういいやろって言いそうになったw
しかし富山ではあまり例を見ないスープのラーメンなので活路は開けるかもしれない。 店主の個人的魅力と情報発信が肝要かと、老婆心ながら(笑)
ご検討をお祈りいたします
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お店情報
食べログ情報は→こちら
店名;やわなり中華そば
住所;富山県富山市山室27 ウイングヒル1F
営業時間;11:00~15:00 18:00~21:00
定休日;木曜日
駐車場;店舗向かいに専用駐車場有
地図;