３．１１ あれから2年

東日本大震災からはや2年
あの2011年は
自分にとっても忘れられない年でした。
前年の暑い夏と
明けても続く寒い冬
もうすぐ春が来る
そんな明るい希望を抱かせておいて
遠くニュージーランドでは
富山外国語専門学校の生徒が
地震の犠牲となり
連日マスコミの話題となっていた。
そして、3・11
こんなことが日本で起きていいのか。
会社からは暫く出勤しなくていいとの指示。
いつから出勤できるかもわからず自宅待機。
2011年は
浄土宗開祖、法然聖人が亡くなって八百年忌
そのお弟子で
浄土真宗開祖、親鸞聖人が亡くなって七百五十年忌
京都では
２大聖人の法要で、物凄い活気・特需が期待されていた。
ところがである。
一旦その行事は中止・自粛あるいは延期となり
大混乱となった。
法然さんも、親鸞さんも２０１１年にこのような
大災害が発生し、幾数万人の魂を救済することが解っていたので
８００年前、７５０年前にきっちり亡くなったんだろうか。
そして
自分の親父もまた
連日の震災報道を聞きながら
失意のうちに
８７歳の天寿を全うした。
今年は
３回忌法要の年だ。
さぞかし、むこうの世界では
法然さん、親鸞さん忙しいだろう。