夏の期間つけ麺やに変身
約束通り
夏が終わると同時に
ラーメン屋に戻ってくれました、福井の鶏っぷ（とりっぷ）
しかし、
先日訪問時に聞いていた通り
人気の鶏白湯を捨て(笑)
ナント
鶏ガラ＋豚骨＋煮干しの出汁に全面切り替え。
全く新しいメニューでのスタートです。
本当に思い切った選択というか
柔和な外見からは想像できない大胆さです。
メニューは中華そば（醤油）750円と
中華そば塩750円があり
味玉入り850円、海苔玉入り900円
大盛りは＋100円となっています。
今回頂いたのは、中華そば
湯気とともに煮干しの匂いが副鼻腔を刺激し、
食欲をそそります。
動物系の出汁に煮干しを合わせた魚介系透明出汁。
かなりじっくり炊きだしたとみえ
清湯スープといってもコラーゲンやエキスがたっぷり溶け出して
とろんとした感じの半濁に近い出汁。
醤油が立ってスッキリした飲み口になっています。
味わい的には甘味が少なく酸味はありません。
豚骨のコクと鶏のスッキリ感が融合したキレのあるスープです。
以前は低加水と多加水の2種類の麺をを使い分けていましたが
今回三河屋製麺の全粒粉入り中太ストレート麺に全面切り替え。
それにともなって
成分や効能の説明をして健康志向をもアピールする戦略です。
でも素直に美味しい。
調和が取れています。
具材は
店主が嫌いだから使わなかったという
メンマが極太で登場。
ずいぶんガマンしたんだね(笑)
さらに豚バラのロールチャーシューが
ふわふわの鶏チャーシューに変更。
以前の鶏っぷでは唯一の弱点だったチャーシューを
見事に克服してくれました。
とにかく100％リニュアル。
まったく今までと同じものは何一つ無い、と言う位のチェンジです。
「変える」ということはなかなか勇気もエネルギーもいることだと思いますが
それを」やってのける
若き店主、今後がますます楽しみです。
