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品質保証技術(その5: 工程の進め方)

1.決めた工程を守ること

・ リーダは、自分でアロ-ダイアグラムを書くこと、最初のアロ-を最後まで貫くこと
・ 中味をよく見る、表面的な員数管理はダメ、バグが出たら中味をよくきけ(WHYを忘れずに)
・ ダメな物は、早めに作り直せ、後になると手の打ち様がない
・ レビュ-を確実に、レビュ-の徹底した推進あるのみ
・ それぞれの工程にフィ-ドバック機構を持て

2.量の管理から質の管理へ
・見かけの進捗よりも質の見極めが大切。質を含めて管理することが問題点の早期発見につながる。

3.問題点を発見したら
・ 計画を見直し、思い切って変更する。遅れ遅れの計画よりも、計画通り作業を進める方が良い。
・ 場合によっては、全体の作業をストップさせる。担当者を遊ばせても、ダメなものを増やすよりはよい。

4.工程の区切りを明確に
・ 「バグ0宣言」と「DD」の徹底により、総合的な品質が決まるといっても過言ではない。
-開発費用の「100倍説」にあるように、不良の早期発見が重要。
-バグ0宣言を好い加減にし、後工程で不良摘出すると、余分な作業が発生する。
・ 中途半端なままで次工程に入らない。FS以降の日程については大日程を担当者全員に指示、かつ日程を担当者に納得させる。テスト工程の短縮は、バグ0宣言の徹底が最も効果的である。
・ 管理者は、ある種の勇気、決断が必要。”急がば回れ”ここで遅れても品質を良くする方が、最終的には得になるという強い信念を持つ。

5.進捗の良い部分は、徹底して先へ進める
・ 原価高にならないなら、結局は得。工程が進めば、新たな問題が出る。
・ ここは大丈夫というところを増やす。ダメなところを浮きぼりにする。

6.フォロー会議:絶えざる加速、しつこい管理
・ 全体会議は、月1回実施。サブリ-ダ会議は、週1回、PT以降は毎日。
・ リ-ダは毎日、PT以降は毎朝毎晩。
・ 個人面談、週一回。作業物件により、全担当者とプロジェクトリ-ダとの面談。
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