聖子(板谷由夏)からの手紙を読んださつき(稲森いずみ)は、清貴(佐藤詩音)の
墓前で聖子と対面。土下座をして謝るさつきに、聖子は涙を流しながら清貴の
ためにも、智也(嘉数一星)と共に生きてほしいと告げる。
そんな2人を秀昭(佐野史郎)は遠くから見守る。1年後、智也が施設を退所し
さつきと和彦(山本太郎)のもとに帰る。2人は智也をしっかり受け止めるが
智也は居心地の悪さを隠せない。智也は施設に戻りたいと富田(田中美佐子)
に話し、さつきにも思いを打ち明ける。一方、美帆子(川島海荷)はインターネット
で智也の退所を知り、衝動的に彼を捜そうとする。~goo番組ナビ
深くて、重くて、色々考えさせられるいいドラマだった
最後がちょっと駆け足で、どう見ても智也が中学生には見えなかったけど
キヨタカ君の墓前で土下座するさつき
『顔をあげてください。
あなたがどんなに苦しんでも、私は楽にならないんです。
おそらくこれからもずっと。。。
娘のために、主人のために笑いたいのに。
笑う時間が欲しいのに。。。ですから、お願いします。
顔をあげて下さい』
『生きて、生きてください。
キヨタカのために。
あなたのお子さんのために』
ツライなぁ。。。
もし、自分が被害者の母だったら
事件があったばかりの頃だったら、聖子みたいなこと言えない。
でも、時間が経った今なら自分も聖子と同じようなことを言ったかも。
恨んでも、恨んでも、そこからは何も生まれないし。。。
施設にいた智也が退所した。
たった1年で。。。そして、また普通の生活が送れる智也。
正直、たった1年で。。。って思ってしまって。
大人だったら、そういうわけにはいかないだろうけど。
たとえ子供でも、ひとりの命を奪ったのに。。。また普通の生活が
送れるんだと思ったら、美帆子じゃないけど複雑な気持ちになって
しまって。何だかわりきれないものがあって。。。
ちょっと冷めた目で見てしまった。
でも、戻ってきた智也は苦しんでいたんだなぁとわかったら。。。
まだこんなに小さいのに、この先の人生彼はずっと下を向いて笑うことも
許されず、幸せになることも許されず生きて行かなきゃいけないのかな?って
ものすごく苦しくなった。。。まあ、それが人の命を奪った罪の重さなのかも。
富田さんのところへ行って、施設に戻りたいと。。。。
『戻りたいんだ、僕、施設に戻りたい』
『僕、ここにいちゃいけないんだ。。。。だから施設に戻りたくて
僕はお父さんとお母さんがそばにいて、新しい服も買ってもらって
美味しいものもたべられて、でも、あの子はもう。。。』
ありがとう、智也話してくれて。
お母さん、智也が話してくれるの待ってた。
でも、僕がいたら迷惑だ。
僕はやっぱりここにいちゃいけないんだ。
僕がいるから。。。。
『だから僕なんか生まれてこなきゃ良かったんだ!』
『生まれてきちゃいけない命なんてない!
どんな命だって、生まれてきた意味があるの。
智也がいなかったら、お父さんも、お母さんも生きていけないくら
智也を愛してるの』
智也を抱きしめるさつき。
智也に初めて手をあげたさつき。
ここは涙ポロポロこぼれてしまった
子供の顔色ばかりうかがってたさつき。
もっとこうやって向き合ってぶつかってもいいから抱きしめてあげてたら。
でも、お母さんの思いは智也君に伝わったみたいだね。
翌朝、いってらっしゃい
いってきます。の智也の顔が何かひとつ越えたような気がした。
美帆子が、加害者の男の子が小学校に行き始めたことを知り
いてもたってもいられずに、顔もしらないのに学校の前で探してた。
そこに聖子と和彦がやってきた。
『あの子もきっと私たちと同じように苦しんでる。
苦しんでる子を憎んで、その先に何が生まれる?
何も生まれない』
『憎むべき相手はあの中にはいない。
憎しみを持つ自分の中にしか、その相手はいないんだよ。
だからもう、あの子はいない』
『キヨタンは色々なことを教えてくれた。
家族がバラバラになりかけたこともあった。
だけどそのたびに、キヨタンがパパたちに
家族のもろさも、尊さも、親子の喜びも教えてくれた。
キヨタンの死を無にしないように生きていかなきゃ』
事件現場に行って合掌する智也。
そして1年後。。。智也に弟が生まれた。
生まれたばかりの弟を見て涙する智也
『生きてるんだね。。。。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
キヨタカクン。
僕は何てことを。。。。ゴメンナサイ。ゴメンナサイ』
弟が生まれて、自分のした罪の重さを感じた智也。
生きていくこととは何か?何が償いとなるのか?
これからです。
智也役の嘉数一星君、お母さん役の稲森いずみさん、板谷由夏さん
役者さん達が、みんな素晴らしかったです。
ロンバケでアッチョンブリケ~なんて言ってた桃ちゃんが、しっかり
お母さん役をやるようになっちゃったんだね~
ラストに流れたクランクアップの映像の数々。
ここだけは、被害者も加害者もなくみんないい顔しててホッとした
ホント、人を殺すことなんて絶対あってはいけないことで。。。
人の命の重さは計り知れなくて。。。
智也君はこれからキヨタカ君のことを一生背負っていかなければ
ならない。ドラマみたいに、こんな綺麗ごとじゃすまないと思うけど。。。
なんだか色々なことを感じて、考えさせられた。
公式サイト
|
アイシテル Maynard,Blaise,tax,DJ Mitsu the Beats エイベックス・エンタテインメント
このアイテムの詳細を見る
|
|
「Forgiving」アイシテル~海容~オリジナル・サウンドトラック S.E.N.S. BMG JAPAN Inc.
このアイテムの詳細を見る
|