BIMを使う建築設計者は、きれいな「絵」を作くるのではなく、設計イメージを表現する事を考えて欲しい。
Photoshopでレタッチするのではなく、BIMの中でイメージを表現する工夫をして欲しい。
それが可能なのがGPUレンダリングだと思う。
だから私は、GPUレンダリングを推す。
Archicad上のOctane renderでの、建築レンダリングです。
レンダリング結果を保存したままの状態です。
レタッチ作業はしておりません。
レンダリングサイズは1000(pix) × 750(pix) です。
CineRenderと Octene for Archicadの、Archicad上でのレンダリングの比較をしてみました。
画像サイズは1000 pixel × 750 pixel です。
使用PCはデスクトップワークステーションです。
細かな仕様はこちらをご参照ください。
CineRenderでのレンダリング結果
レンダリング時間:4分14秒 レンダリング時間:3分17秒
Octane for Archicadでのレンダリング
2アングルで3分
詳細は動画でご確認ください。
Archicadでのレンダリングです。
レンダリング画像を保存したままの状態です。
PhotoSHOPでのレタッチはしておりません。
ArchicadでGPUレンダリングをお奨めする理由。
動画を見ていただければ、Archicad上でのGPUレンダリングの一端をしって戴けるかと思います。
動画はYouTubeでご覧ください。https://youtu.be/mwzDjkIqhLo
ArchicadでのGPUレンダリングの視点変更がどのようなものか動画を作成しました。
動画はYouTube https://youtu.be/1uWsX0SO6mU でご覧ください。
analogBOXホームページは こちら です。
建築設計者にとって、どういう設計にしたいのかというイメージを表現するのは大事である事は間違いない。
そして、その設計(図)でどういう建物になるのかという正確で客観的な表示も、劣らずに大事であると思う。
Archicad上でのGPUレンダリングを1年以上続けてきて思うこと。
それは将来的には少なくともBIMでは、「パース」や「レンダリング」という言葉は死語になるのではないだろうか、と言う事。
BIM上では「パースを作る為にレンダリングする」のではなく、イメージを確認するする為に3D表示する。
現在の3D画面が恐らく、現在PhotoRealと言われているのと同等程度にはなるのだろう。
パースを作るのではなく3Dで確認する。
設計者が確認したい、或いは伝えたい部分を3Dで「表示」すれば良いし、マテリアルを設定するのではなく、仕上げを画面上で検討すれば良い。
GPUレンダリングは、そういう状況への橋渡しなのだろうと思う。