Archicadのデフォルトのメニューは非常にシンプルです。
で、これ、使いやすいですか?
私にはどうも使いにくい。
鈍いせいか、脳がアイコンにピピッと反応してくれません。
なので、操作のたびに一瞬手が止まります。
「エエと、アレをするにはどのアイコンを選べば・・・・」となります。
そこで、アイコンに名前を表示させてみました。
元のアイコンメニューは
これに名前を表示すると
そうすると全体の画面は ↓ のようになります。
作業領域は狭くなりますが、慣れればアイコンが分かりにくいストレスよりもマシです。
ついでに情報ボックス
を縦型にすると
ちょっとゴチャゴチャした感じは否めませんが、使い勝手の評判は悪くはありません。
メニュー名の表示方法は
【オプション作業環境】⇒【作業環境】⇒【作業環境】で【アイコンと名前を表示】を選択します。
一度お試しください。
はい、そう思う今日この頃。
私はBIMを単にCADの延長線上で考えることはやめたほうが良いと思っています。
BIMは新しい設計ツールである、ぐらいに考えたほうが良いのではないでしょうか?
大変失礼ながら、BIMを使いきれない設計者を見ているとそう感じます。
例えば、延焼線。
殆んどのBIMユーザーはポリラインまたは線分で延焼ラインを「引いて」いるのではないでしょうか?
恥ずかしながら、私はそうでした。
けれども、よく考えてみれば延焼線というのは「延焼の恐れのある範囲」を示しています。
範囲を示すのであれば「ゾーン」を使うほうが良くない?
そう思ってゾーンで延焼の恐れのある範囲を作成したら、
「なんだ、ゾーンを使えば自動で防火設備が判別できるじゃん」となりました。
BIMを使うときには「線を引く」という発想は捨てたほうが良い、と思う今日この頃です。
BIMを使うと効率が上がる。
BIMを使えば積算までできる。
BIMはすべてのデータが連動しているので、1か所の修正で関連したすべての箇所が修正される。
早い段階でシミュレーションができる。
etc,etc,etc・・・・・。
BIMを使えば効率が上がる?
単純に実施設計の効率を上げる為には、相当なスキルが必要です。
また、難問先送り(現場で対応)体質のところでは、おそらくBIMの効果は出ないのではないでしょうか。
BIMは積算もできる?
データさえ入力すれば、正確な積算は可能です。
但し、正確な積算を出すためには精度の高いデータ入力が必要です。
積算の精度は、入力データの精度です。
まともな積算ができないと怒っているあなた、それはデータを入力した アナタ の責任です。
BIMはデータが連動している?
そう、一つ修正すれば関連するすべてが修正されます。
誤って消してしまうと、関連するすべての箇所からデータが消えます。
はやく気付いて良かったねえ、フフフ。
早い段階でシミュレーションができる?
そうね、目先の効率化に目を奪われずにやってください。
BIMって、イロイロ難しい・・・・・否、とってもメンドクサイ。