BIMは建築の質を高める為のツールであって、効率化のためのツールではない・・・と思っている。
BIMは「こう使うべき」などという気はさらさらない。
何故BIMは効率化ツールではないなどとほざくか?
今、BIMを効率化ツールとして使うには相当なスキルが必要なのですよ。
BIMとはinformaitionをmodelingすること。
つまり情報を集積するほどに有用になる・・・はず。
でも情報は単に集積しても意味はない。
情報は整理して初めて使えます。
BIMだって同じさ。
なんぼデータを創りこんでも、それを整理して表現できなければ何の意味もないのです。
この、整理して表現することが、本当にメンドクサイのです。
豊富な知識と経験がないと、泣くよ!
難しいのではなく、メンドクサイのですよ。
だからワタシ、最近あまりBIMを薦めなくなりました。
企画・計画段階であれば、BIMではなく JWCAD + SchechUP で十分じゃなかろうか、と思い始めた次第。
以前は、今後はBIM は必須になるだろうから早めにBIMを使ったほうが良い、と設計者に進めていましたが、今ではあえて薦めることはしていません。
今後BIMがさらに進化して、情報整理と表現がもっと楽にできるようになった時に、効率化を考えても遅くないんじゃないかな?
そんなことをツラツラと考えている、今日この頃。
暴論御免。
でも、BIMは設計の質を高めることは確かです!!!