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GのBIM備忘録

センセイ方への疑問

2018年09月28日 | BIM

例えばArchicadにはエネルギー評価機能があります。

これは当たり前の機能として有り、決して特別な機能ではありません。

 

しかし私の周辺のユーザーを見る限り、建築界の先生方にはこの機能はほとんど使われていないようです。

操作が難しいと思われているのかもしれませんが、それ程難しいとも思えません。

難易度はBIMで仕上げ表や建具表を作るのと同じぐらいでしょうか。

 

正確なエネルギー評価は難しいとは思いますが、使い方次第では有用なのではないでしょうか。

やらないよりはまし、一人の100歩より100人の1歩。

 大手組織が特別な建築にエネルギーシミュレーションすること以上に、小さな住宅に対しても、当たり前の機能を当たり前に使うことでエネルギー負荷が少し軽減され、それが集まってエネルギー負荷の大きな削減につながるのだと思います。

 

話は変わりますが、ある牛丼屋さんにはトイレに張り紙があります。

 

大変に失礼な言い方をしますが、牛丼屋さんでもCO2削減を考えている時代に、 

建築界の先生方は当たり前にできる事に無関心過ぎないでしょうか。

 

 

 


今、BIMで何が可能か?

2018年09月19日 | BIM

BIMやその周辺のデジタルツールを使う事で、

設計者が自分の限界・自分の殻を破れるのでは無いだろうか?

 

BIMでのリアルタイムレンダリングをお奨めしているのも、その理由による。

BIMで遊ぶ・・・自身の経験や知識に囚われずに、モニターに現れる、パソコンが作り出す画像を眺める。

自身のセンサーにかかった、自分では思いもよらなかった色・形を基にイメージを発展させてゆく。

 

BIMで遊ぶ事で「未知」だったものが「現実」に近づく。