BIMに限らず、PCの性能を検討するうえで参考になるであろうサイトをご紹介します。
https://www.cpubenchmark.net/high_end_cpus.html
ここでは殆んどのCPUやビデオカードのベンチマークを知る事ができます。
現在使用しているPCと購入したいPCのCPUやビデオカードのベンチマークを比較することで、今後購入しようとするPCなどの性能を大雑把ではあれ掴めるのでは無いでしょうか。
或いは、検討対象が複数ある場合はベンチマークを比較することで、判断材料の一つになるかと思います。
現在自分が使用しているPCのCPUのベンチマークを知りたい場合は
Windows10の場合
1.「スタートボタン」を右クリック
2.メニューの中から「システム」を左クリック
すると、下のように確認できます。
ビデオカードを確認するには
上記2.で「デバイスマネージャー」を選択し
「ディスプレイアダプター」を選択すると下のように確認できます。
例えば、私のNotePCのCPUはi7-4910MQですので
検索ウィンドウに「17-4910MQ」と入力し検索すると
下のような結果が出ますので[ベンチマーク結果]をクリックすると
下の「1」に平均CPUマーク「9332」と出ます。
そこで2の「ページを選択」をクリックして
3.「ハイエンドCPU」を選択すると
ハイエンドCPUのベンチマークリストが出ますので、「9332」を探せば自分のCPUと他のCPUとを比較する事ができます。
ビデオカードも同様にして、いろいろと比較検討でます。
BIMに使うハードウェアは何を導入したらよいか、時々訊かれます。
BIM導入を考えておられる方は、ある程度の性能が必要である事は覚悟されている場合がほとんどです。
そこで先ず問題になるのがワークステーションにすべきかどうか。
私の経験から言えば、必ずしもワークステーションは必要ないように思います。
私はこれまでワークステーションもゲーミングPCも使用してきましたが、ゲーミングPCでも全く不都合なく業務をこなしてきました。
現在は4年目のワークステーステーションと5年目のNotePCを使用しております。
NotePCでも結構ハードなレンダリングもしましたが、トラブルはありませんでした。
以前のように夜通し、或いは1日中レンダリングさせるのであればワークステーションが推奨されますが、最近はハードウェア・ソフトウェア共に進歩しています。
以前よりはレンダリング時間も短縮されています。
尤も、BIMによるPCへの負荷はレンダリングだけではありません。
そしてそれこそがPC選択を難しくしているのかもしれません。
BIMでは、立面図や展開図・断面図を「計算」します。
なので物件が小さくても場合により計算負荷がかなり掛かる時もあります。
なので、大きな物件の設計は無いからPCの性能は低くてよい、わけではないのです。
小さな物件でも情報量が多くなればPCへの負荷は大きくなり、作業への影響も出ます。
例えば、平面図から立面図に切り替えたら延々と「更新中」の表示と共に矢印が廻り続ける事もありえます。
私が最近お奨めしているのは、PCに関してはHPのゲーミングマシンです。
30~40万円で、かなり高性能なPCが購入できます。
CPU: i7-K9700
GPU: GeforceRTX2080
メモリ: 32GB
SSD: 500MB
3年間の出張修理
上記で30万円を切るのですから、本当に驚きます。
興味のある方は下の画像クリックでHPのサイトに移動しますので、ご参照ください。
Twinmotionはレンダリングアプリケーションとしては、操作は非常に簡単です。
用語も極力CG専門用語を使わないように配慮されています。
が、「?」となる時も。
例えば「影の偏差値」・・・・。
まぁ、使っていれば大体は判るんですが。
ただ、操作が簡単=設定項目が少ない、と言う事は、逆に言えば細かな調整が難しくなるわけで・・。
例えば微妙な色、或いは光の表現等々。
今のところは、初期段階のイメージ作りにはTwinmotionを使用していますが、最終のイメージ作りはヤッパリOctaneRenderを使用しています。
「HSP」をGOOGLEで検索すると「Highly Sensitive Person」に関する情報が殆どです。
私がとりあげたい「HSP」は「Heat Shock Protein」の事です。
https://www.youko-itoh-hsp.com/
ヒートショックプロテインとは、総ての人に備わる万能薬。
体を温めることによって体の中に生成されます。
このHSPを最も効率よく生成させられる温度が40℃~42℃。
つまり入浴に最適な温度なのです。
勿論とくべつな設備は必要ありません。
自宅のお風呂の温度を適切に維持できればそれで十分なのです。
HSPを意識して上手くコントロールすれば、人生が変わると言っても過言ではありません。
つまりは、お風呂に「上手くはいる」だけで、人生が変わります(キッパリ!)。
そろそろArchicadの次期バージョンの公式アナウンスが出る頃でしょうか。
インターネット上で眺めていると、次期バージョンのレンダリングに関しては特に目新しい情報はなさそうです。
ただ、Twinmotionに関して
「すべての適格なARCHICAD 23ライセンス所有者は、Epic Gamesの今後の拡張版のTwinmotionを無料で入手できます。」
という記述がありました。
https://www.graphisoft.com/archicad/
私はArchicadのレンダリングは主にOctaneRender For Archicadを使用しておりますが、最近はTwinmotionも積極的に使おうとしているのですが・・・・。
思わぬ状況にがっかりしてしまう事があり、なかなかメインで使おうという気になれないのが本当のところです。
例えば、
下のデータをそのままTwinmotionでレンダリングをすると
このようになるのですが
一部オブジェクトの面が欠けたりしてしまうのです。
また、ホットリンクで配置したものをレンダリングすると
使い倒したろ!と思っても、こういうことが起こると気持ちも萎えてしまうのです。
因みにTwinmotionは最新バージョンです。
今どの程度の人々がBIMをBuilding Information Moderingとして使えているのでしょうか。
恐らく3DCADとしても十分使いこなせていない、という方々も結構居られるのでは無いでしょうか。
実際BIMアプリケーション自体がまだInformationを十分にはModeringできないという状況でもあります。
私がBIMの使い方を訊かれる時は、とにかく3Dのモデリングを優先するようアドバイスをしています。
極端な事を言えば、図面の事は考えない。
実際には2Dと3Dの両方からイメージを組み立てていけるのがBIMの強みですが、最初は敢えて3Dを組み立てるようお奨めしています。
過剰に強いる位で、実際には丁度良いのではないかな、と思っています。
現在のBIMは、3Dのデータを無条件に2Dの図面に変換できるわけでは有りません。
この3Dデータの図面化は、開発者が今後改善してくれるでしょう。
なので、図面化は開発者に任せて、設計者はイメージを3Dで表現する事に集中するほうが良いと思います。
図面化が上手くいかなければ、2DCADで描けばいいじゃん、と思います。
BIMをなかなか使いこなせない方は、あれもこれも欲張らず、先ずできるところから始めはったらどうどす?
下の画像はArchicadの階段ツールで作成しました。
複雑な階段が一発でできるのはありがたいですね。
インターネットで建築設計関係のホームページを拝見すると、そこには大体実績として竣工写真が掲載されています。
世間のヒトも実績に沿った設計を依頼するのでしょう。
私は時々思います。
設計者は自分のやりたいことを実現できているのだろうか?
「俺はこんなもんじゃないんだ」、とか「アタシはこういう設計がやりたいの」などと言う思いは無いのでしょうか。
もしそういう方が居られるのなら、BIMを使って「勝手にプロポーザル」をすれば良いんじゃないでしょうか。
ホームページ上に掲載しておけば、誰かの目に触れるかもしれません。
実績だけでは見えてこない設計者の思い・感性・思想・意気込み・人生、それから・・・・とにかくイロイロと表現できると思います。
御施主さんに、このヒトこんなセンスが有ったのか、と再発見されて新たな可能性ができたりなんかしたりして、ネ。
モノはいいよう、BIMは使いよう、です。