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ひきこもりから社会へ

2016-09-25 14:38:57 | 日記

ひきこもりと言われる状態も様々でしょう。

京都新聞(2016年9月19日)に心にとまるキジがあったので、メモします。

 

 ひきこもりは、どんな人にとっても、簡単に解決できる問題ではない、と書かれている。

 きっとそうだろう。

 

 しかし、本人と、本人を取り巻く家族をはじめとする周囲が、

「互いに信じ合い、思い合う心があれば、道は必ず開ける」と書いてあった。

NPO法人恒河沙の理事長福島美枝子さんの文章である。

 

 記事の中で、

  生きづらい思いを抱え、絶望を口に出すことさえできないでいた若者が、

人とのつながりの中で希望が見えてきた、と書かれている。

 

 外から突き刺さる「矢」。

 容易に飛び交う言葉や視線も、受け手によっては突き刺さる「矢」ともなるであろう。

 一人であれば、「矢」は受けないが、前にも進めない。

 信頼できる人とのつながりの中で、「矢」を自分の芯まで届かせない、自分で自分を突き刺さないことが

できるようになってくるのかもしれない。

 

 人と比較するのではなく、

 まるごとの自分を肯定できたとき、

 それは自分が信頼できる人からまるごと受け入れられて、自分で自分がそれでいいと思えたとき、

道が拓けてくるのかもしれない。

 

 



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