井上雄彦という漫画家はスラムダンクで一躍有名になったが、同じバスケでも車イスバスケを扱ったものがこれだ。
スラムダンクは大好きな漫画家であったが、正直、この漫画には最近まで興味がなかった。
身体障害と精神障害は違う。
とか、
どうせ上から目線の興味本位で書いた漫画だろう。
という先入観があった。
だが、、
三巻まで読んだがこの漫画家はやはり並の漫画家ではないようだ。
漫画家でしか表現出来ないことを描く。
お涙頂戴の要素がないことはないのだが、予想以上に障害者に寄り添ったものを描いている。
絶望、葛藤、執着、妥協、希望、人間関係のドロドロしたものを、真摯に描いているのだ。
パラリンピックで身体障害者だけがスポットライトを浴びて、正直、知的や精神と違って共感や同情を呼びやすいと穿った考えがあった。
無論、どちらが大変だとかではない。だが、実際、精神や知的への方が偏見はある。
そういうことを踏まえたうえでも、この漫画は読む価値があると思う。
これだから表現物の鑑賞というのはやめられない。
スラムダンクは大好きな漫画家であったが、正直、この漫画には最近まで興味がなかった。
身体障害と精神障害は違う。
とか、
どうせ上から目線の興味本位で書いた漫画だろう。
という先入観があった。
だが、、
三巻まで読んだがこの漫画家はやはり並の漫画家ではないようだ。
漫画家でしか表現出来ないことを描く。
お涙頂戴の要素がないことはないのだが、予想以上に障害者に寄り添ったものを描いている。
絶望、葛藤、執着、妥協、希望、人間関係のドロドロしたものを、真摯に描いているのだ。
パラリンピックで身体障害者だけがスポットライトを浴びて、正直、知的や精神と違って共感や同情を呼びやすいと穿った考えがあった。
無論、どちらが大変だとかではない。だが、実際、精神や知的への方が偏見はある。
そういうことを踏まえたうえでも、この漫画は読む価値があると思う。
これだから表現物の鑑賞というのはやめられない。