SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球 それにしてもいろいろありますなあ・・・・・

2010年10月28日 | プロ野球
プロ野球のニュースの特異日とでも言うんでしょうか。
いろいろなニュースがありました。


まずは昨日の昼頃、
横浜ベイスターズの買収交渉が正式に打ち切られたようで、
交渉先の住生活は横浜から『降りた』形となりました。
来季は現オーナー企業であるTBSが球団を保有するようですが、
まだまだ波乱の種は尽きないようですね。

横浜ベイスターズ。
まあなんとも、
魅力のない球団と思われているようです。

勿論、
10年間で7度の最下位という純然たる事実はあります。
しかしながら、
オーナーが球団を強くする情熱がなくちゃあ、
そうなってしまうよ、という典型ですな。

TBSという媒体を、いろいろな意味で信用していないワタシ。
体質的にプロ球団を持つなんて、
もってのほかだと思っていました。

球団を持ってからというもの、
果たして何をやったのか?
判然としません。

2001年ごろまでは、
横浜という球団は弱かったけれどそれなりに『愛されていた』球団だったと思います。

しかしながら、
この10年間をかけて、
ジワジワ・ジワジワと、
霞のかかったようなくすんだ球団になっていってしまったという印象があります。
何しろ『なんだか強くしたいという情熱はない見たいね』と会う人ごとにいわれちゃあ、
普通なら黙っていませんけど・・・・・。

強くするより金がかからん方向に・・・・
では夢も希望もないですな。

球団経営にとって最も必須な条件。
それは何よりも
『その球団が大好きで、負けるのが何よりいや。強くしたい~強くしたい~』
という情熱ですよ。

それこそがすべての原点だと思っています。

反対に、
球団を宣伝の1媒体としか考えていないような企業は、
やっぱり強くすることはできないのではないかと思いますね。

プロスポーツのオーナーは、
やっぱり大人の道楽なんですよね。

だからこそ愛情を持って、
自分の子供や企業を大きくしたように接するというところがなきゃあいかんですよ。

アメリカの4大スポーツやヨーロッパのサッカー。
オーナーが変わったって、
チーム名は変わりません。
『自分の企業の名前を入れて、安上がりに宣伝を・・・・』
なんていう気持ちじゃあやれません。

なにしろ、
一行たりとも企業名なんて入んないんですから。
チームへの愛がなければ、
やっちゃあいられないものなんですよ。

オーナーだってファンといっしょに、
チームに『夢』を見なきゃ!
「オレはこのチームの最大のファン」
と公言するような人じゃなきゃ、
チームなんて持っちゃいられないんですよ。

そういう意味では、
『住生活』もファンに支持される【オーナー】にはなれなかっただろうね。

費用対効果で物事を考えられない世界でと思っています。

さあ、
今後どうするのでしょうか、TBSさん。
球団経営を維持していく情熱も金もないあなたがた。
もっともっと『熱い』企業を求めての旅が始まるんでしょうか?!

まあ、
いずれにしても来年は期待できないね。
内川や村田も残留の可能性は少なそうだしね。


さて、
次の話題はドラフト。
いよいよ今日の午後に迫りました。
『金の卵』たちの行き先、気になりますねえ。

どうやら直前情報では、
沢村⇒巨・中・日
斎藤⇒ヤ・ロ
大石⇒神・広・横・ソ・オ・楽
らしいですね。


次の話題は、、
星野楽天が誕生したということ。

チームの強化については、
1年ぐらい見ないとなんともいえません。

心配なのは、
①星野監督の『心臓』⇒確か、深刻な不整脈で阪神の監督辞めたんだっけ。

②星野監督と楽天とのビジネス感覚の齟齬⇒
 星野さんはすべての言動・行動に深慮遠謀がある『ビジネスマン』だからね。口では『熱血』の かっこいいことばっかり言うけど、金にもシビアでっせ!「野球監督」から「ビジネスマン」の顔が表に出てくるようだと、楽天との蜜月も長くは続かないだろうからね。その本質を嫌がるプロ野球選手、かなりいるから「采配」も心配だなあ・・・・。

な~んてね。
まあ、楽天はこれで失敗するとかなり球団としてまずいことになるから、頑張って欲しいと思います。



最後は日本シリーズの話題。

盛り上がっていないなんてもんじゃない。
誰も日本シリーズの話題をしないどころか、
街の雰囲気としては「とっくにプロ野球のシーズンは終わった」というものですね。
(名古屋では盛り上がっていることでしょうが)

そういえば中継も、
1・2戦(名古屋)ならびに5戦(千葉)は地上波中継はないそうです。

別に地上波がなくなったぐらいで、
四の五の言う気はありません。

既に野球って、
地上波で見るものではなくなっていますから。

BSでやってくれるんだから御の字と思っています。

この前のボクシング中継でも思ったことなんですが(この放送はWOWOW無料放送で中継していました)、地上波のスポーツ中継の番組作りが最近ひどくなってきているなあと感じずにはいられません。
BSやCSでの中継のほうが、余計なことをせずにそのスポーツの試合を余すことなく映してくれるので(オマケに最初から試合終了までやってくれる)、心地よく見ることが出来ます。
地上波の番組作りでは、ゴテゴテと試合には関係ないストーリーを延々と流し、試合は「つけたし」みたいになることもあるので、見ているほうはイライラが募ります。
しかも最近は、地上波放送のアナウンサーの劣化が激しいので、「ひどい中継」がまかり通る環境になっています。
スポーツを理解しない「エセ・スポーツ実況」が幅を利かせる状況、何とかならないのかねえ。

そういうことで、
スポーツはBSあるいはCSという流れになっても一向に悪くはない、
と感じています。
オマケにBS・CSは全国放送だしね。

視聴率によるスポンサー離れ。
さほど深刻ではないよ。
球団への広告料収入の低下・・・・。
それを嘆くより、
選手のいまだにバブッっている年俸の抜本的な見直しをしたらどう?

だって野球という競技の本質自体は変わっていないんだから。
それが証拠に、
観客動員数は過去最高を記録するような勢いでしょ。

みんな足を運べる地域の人は、
「やっぱり生の観戦はおもしろい」
って事に気付いて、
昔よりも足しげく球場に通うようになってんだからさ。

今年の日本シリーズも、
興味がわかない人も多いカードだとは思いますが、
『試合内容でグッと盛り上がる』
シリーズになることを期待しています。


それにしても、
来季の編成やらなんやらの都合はあるにしても、
日本シリーズの前にこれだけ『ストーブリーグ』のイベントが満載じゃ、
盛り上がれって言うほうが無理だよね。

NPBはこのあたり、
どう考えてんだろうなあ。
自ら日本シリーズという大舞台を盛り下げてる感じだもんなあ。


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