明日注目のドラフト会議

注目のドラフト会議が明日に迫りました。
今年は近年になく【大豊作】といわれる年。
特に大学生を中心にした即戦力先取が豊作なだけに、
このドラフト戦略が来年の命運を決めるかもしれません。

特に注目されるのは【ハンカチ王子】こと斎藤祐樹投手。
ヤクルトとロッテが入札の意向を示していますが、
どうでしょうか。
個人的にはヤクルトが似合っているような気もしますが・・・・・。
クジの結果が、
神様が与えた【道】ということで。

斎藤が人気・実力を兼ね備えた【柔】の１位指名候補だとすれば、
【剛】の１位指名候補はなんといっても中大の沢村。
彼はゴッツイですねえ。
投球も、そしてメンタルも。

このタイプは故障さえしなければプロでの活躍は約束されたようなものでしょう。
しかも使い減りしていないタイプと見ています。
巨人が相思相愛のようですが、
『そうは問屋がおろさない』とばかり５～６球団の競合も見込まれます。

さらに早稲田で斎藤の同僚として黄金期を作ってきた大石にも視線が注がれています。
大石はセットアップや抑えが確立していない球団には、
まさにうってつけの存在。
ハートも強そうですから、
中日・浅尾のような存在になるのにもさほど時間はかからないでしょう。

この３人がビッグ３と称され、
多分８～１０球団ぐらいは入札する見込みです。

あとはなかなかの選手が多いのですが、
ワタシは個人的な見解として、
『獲りたいのなら入札すべし』
と思っています。

競合を避けるためその下の候補に行くよりも、
納得出来ると思っているからです。
確固たる獲得方針があって一本釣りするのは構わないのですが、
勝負しないで２番手に・・・・・
というんでは、ファンが納得できない部分も残りますからね。

今年のドラフトに限ってみれば、
もしビッグ３を獲得できなくても、
その下にもいい選手が多いので、
少なくとも１位指名では、
例年よりもいい選手が獲得できるはずですから。

『隠し球よりも正攻法を選ぶべし』

各球団の思惑が入り乱れる、
面白いドラフトになることでしょう。