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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

浮上のきっかけをどうつかむ? 阪神・福岡SB

2012年07月06日 | プロ野球

プロ野球は交流戦も終了。

いよいよ暑い夏の戦いが始まってきましたが、
オールスター休みまでの間に、
なんとかチームを軌道に乗せたいのはどのチームも山々なところでしょう。

そんな今シーズン、
セ・パ両リーグで、
優勝候補と謳われたチームが同じように苦しみ、
現在では5位にとどまっています。

同じような歩みを見せる両チームは、
阪神タイガースと福岡SBホークス。

現在阪神は29勝35敗8分け.453 で5位。
首位巨人とのゲーム差は10。
CS進出の目安となる3位とのゲーム差も5.5と、
待ったなしのところまで追い込まれつつあります。

チーム打率が.235、チーム28本塁打と、
攻撃陣がなかなか波に乗れない展開が続きます。

そんな中で守護神・藤川のまさかの離脱。
熱狂的なファンの応援はそれでも鳴りやみませんが、
『笛吹けど踊らず』
の状態が長く続いています。

和田新監督の采配も、
今ひとつ冴えていない感じですね。

金本・新井・マートンらの主軸が当たりを取り戻して”猛虎打線復活”とならないと、
なかなか急浮上は難しいかもしれませんね。

それにしても城島やらなんやら、
高給取りの選手たちが一向に働かないのには、
困ったもんです。

それでもまだCS進出を含めてチャンスは十分に残されていますから、
きっかけが欲しいところです。


対して福岡SB。

こちらの低迷の原因は明白。

やはり戦力を大幅にそぎ落とされた影響が、
じわじわと出てきていますね。

昨年のあの盤石な戦いぶりから見ると、
ファンにとっても信じられないような今シーズンだと思います。

そして残った選手、
特に打撃陣で内川、小久保、松中、多村といったベテランの主軸が”枕を並べて”しまっている状態では、
得点力不足は解消しません。

新外国人ペーニャも、
現在悩みの真っ最中。
『これでもか』
と弱点を攻め続けてくる日本のピッチャーの洗礼を受けてしまっています。

投手陣では、
全員がそれなりの活躍を見せて昨年の主力3本柱が抜けた43勝分を埋めようと必死です。

大隣、大場、岩崎など、
これまで先発の機会をあまり与えられていなかった選手たちがそこそこ投げられるようになり、
さほど大きな穴がポッコリ開いている状態とは思えないのですが、
ファルケンボーグ・馬原の抑えが離脱しているのは本当に痛いでしょう。

浮上には打線の覚醒が必要かな。

それとも今年は目をつぶって、
来季以降を見据えて思い切って若手を使うか。

いずれにしても、
阪神vsSBの日本シリーズと予想した評論家もいるほど前評判が高かった両チーム。

この浮上が、
熱いペナントレースをもたらすカギですね。


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