SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

桐光学園の夏!番外編   ≪おまけの秋≫

2012年10月04日 | 高校野球

この夏、5年ぶりの甲子園を掴み、
その聖地でドクターK・松井投手が大ブレークを果たした桐光学園。

最後は全力を出し切って敗れて甲子園を去りましたが、
”桐光ファン”にとってはまさに『特別な夏』となりました。

その余韻がようやく冷めて気が付くと秋。

松井をはじめとして6人ものレギュラーメンバーを残して臨んだ秋の大会では、
悔しい負け方をして選抜での甲子園を掴むことはできませんでした。

『ああ、長い秋~冬になりそうだ』
と思いながら、
チームは『甲子園で頑張ったご褒美』としての国体に招待されていましたので、
岐阜での戦いに思いをはせました。

初戦は倉敷商業。
メンバーに鈴木拓、宇川、田中、山口らが並ぶとやっぱり、
『おさまりがいいなあ』
と思ってしまうワタシ。

まだまだ『夏の呪縛』から抜け出ることはできないようです。

初戦の倉敷商戦は松井が完封。
三振の数だけが話題に上っているようですが、
ワタシはしっかり完封したというところに、
松井の成長を感じ取ることが出来ました。

主将・田中は決勝ホームランをたたき込んで、
健在ぶりを見せてくれましたね。

秋の桐光学園での練習試合を観に行くと、
そこにかいがいしく審判をする、
3年生の姿がありました。

素晴らしい3年生たち、
秋になってもチームを支えてくれているようですね。

松井も、
『大好きな3年生とできる最後の大会なので・・・・・・』
というコメントを出していたようで、
その存在の大きさがうかがい知れるようです。

2回戦は新潟明訓に対して、
劣勢を跳ね返しての逆転勝ち。

新潟明訓のベンチに、
果たして退任する名監督・佐藤監督の姿はあったのでしょうか?

そして昨日の準決勝。

待ちに待った”王者”大阪桐蔭との対戦。
どこまで通用するのか、注目していました。

結果は、
13-0!!

まさに撃沈。

パワー、野球の質、走塁・・・・
すべてに1枚も2枚も・・・・・以上に上の大阪桐蔭の野球に翻弄され、
3年生の『夢舞台の続き』は終わりを告げました。

いかに国体とはいえ、
桐光学園の関係者は、
『大阪桐蔭との違い』を思い知ったというところじゃないでしょうかね。

さすがは【高校野球史上屈指】の好チームでした。
藤浪投手が投げなくてもあの強さだもんねえ、恐れ入りました。

来年の夏に向けても、
『松井頼み』
じゃあ、”超強豪”には歯が立たないということ、
身に染みたんじゃないですかね。

これから冬~春にかけての糧とするには、
非常にいい、今年の公式戦最終試合でした。

3年生の皆さんは、
大会を楽しめましたかね。

他のチームは帰郷後にすぐ秋季大会が待っているので、
気もそぞろの大会だったかもしれません(特に首脳陣)が、
幸か不幸か桐光にとっては公式戦最終戦。

余計な心配をせず、
大会に集中できたことでしょう。

楽しむことが出来れば、
これに勝るものはありません。

さて、
長かった今年の≪特別な夏≫。
番外編も終了して、
今度はホントのホントに、
最後となってしまいました。

3年生の皆さん、お疲れ様。
素晴らしい成果を残した、
【あなたたちの代】でしたね。

神奈川に帰った後は、
進学に向けて、
もうひと踏ん張りしてください。

今後も応援していきます。


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