◇選抜高校野球第2日
第1試合 天理 8-0 大館鳳鳴
第2試合 波佐見 5-1 横浜
第3試合 加古川北 4-0 金沢
それぞれの思いを胸に秘めたセンバツが第2日。
第1試合では、
悲願の初出場を果たした21世紀枠、大館鳳鳴が強豪・天理に挑みました。
確かに実力の差はあったと思います。
一気に攻める天理に、
大館鳳鳴は3回我を失ってしまいました。
最初のフライ落球も痛かったのですが、
その後流れを変えられないままずるずると失点を重ねたところに、
甲子園経験のなさを感じました。
しかし、
最後まではつらつとプレーして、
さわやかな印象を残してくれましたね。
逆に天理は、
エース西口投手、先発した中谷投手のいずれもに不安を残す内容でした。
1試合を終えて2戦目に真価を発揮することができるのか。
注目してみていきたいと思います。
第2試合は、
波佐見の松田投手がさすがのピッチングを見せました。
強打・横浜相手に自責点0の完投は立派です。
ピンチになるほどに真価を発揮するその右腕、
今後も今大会の注目の的です。
横浜は、
やはり大事な時期に震災の影響を受けて、
チーム作りができなかったのが響いたような内容でした。
試合巧者と言われる横浜が、
ことごとく『相手に飲まれた』ようなプレーばかりを続けてしまい、
勝機をつかめなかったと思います。
センバツ出場の各チームも練習の制限や対外試合の中止を余儀なくされてしまった東日本勢は、
たぶん今大会こういう戦いぶりが続いて行ってしまうことでしょう。
横浜の戦い方を見ていて、
今大会の流れもガラッと変わって行っているなあ、
ということを感じます。
第3試合の注目は金沢・釜田投手でした。
初回にすぐさま150キロを出した右腕は前半凄みを感じさせるピッチングでしたが、
飛ばしすぎなのか後半は明らかに球威・制球が衰え、
加古川北の足を絡めた攻撃に崩されていってしまいました。
加古川北は、
秋の近畿大会で優勝候補筆頭だった大阪桐蔭を破っていたので、
『どんなチームなんだろう』
と注目してみていましたが、
『野球勘のある』素晴らしいチームですね。
あのユニフォームが似ているからということではありませんが、
30年ほど前に甲子園狭しと暴れまわった、
県立尼崎北高校を思い出しました。(元ヤクルト・池山選手の母校でもあります)
確か8強に進出したはず。
あの時もしっかりした大黒柱を、
基本に忠実な攻撃陣が支えるというチームでした。
今後の進撃も予想される好チームです。
2回戦の波佐見加古川北は、
非常に楽しみな対戦と言えるでしょう。
さて、
第3日はいよいよ日大三明徳義塾の対戦があります。
日大三も電気や交通機関が止まっていた影響などをもろに受け、
たぶん調整は遅れ気味だと思います。
しかし、
全力プレーでその力を見せてほしいと思っています。
注目しています。
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過去の記事も参考にさせてもらい楽しく拝見しております。
で、ずっと気になってたのですが、金沢の投手は釜田では?(;^_^A
う~ん、痛恨。
釜田クン、ごめんなさいね。
夏の出場、待ってます!