腕に喪章をつけ

木村拓也コーチが衝撃的に亡くなってからわずか半日。

みんな目に涙を浮かべてコメントしていましたが、
試合になると全力を尽くす。

巨人ナインが、
そんな”プロ魂”を見せてくれました。

昨日は巨人戦が行われた甲子園だけではなく、
すべての球場で半旗が掲げられ、
厳かな雰囲気の中での試合でした。

共に戦ってきた仲間。
特に年齢が近く、
同じ移籍組の小笠原。

饒舌に多くを語る選手ではありませんが、
背中からにじみ出る気迫。
しかと見せてもらいました。
サムライのようでした。

指揮官である原監督も、
悲しみを胸にしまい、
前を向いて試合に臨んでいました。

相手である阪神にも、
広島時代を共に過ごした金本がいます。

ユニフォームのままこの世を去った、
好漢の追悼試合ともいえるこの日。

気持ちのこもったプレーが各地で随所に見られ、
そのことについてはとても嬉しく、
そして頼もしく感じました。

誰もがサムライ・ジャパンの日本プロ野球界。

みんなで盛り上げていって、
素晴らしい戦いを見せていきましょうよ。