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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

桜の花咲く来年の春・・・・・選抜に行くんだあ!

2014年10月27日 | 高校野球

この週末、
各地で高校野球秋季地区大会が花盛りでした。

東北大会、関東大会、東京大会、東海大会、北信越大会、近畿大会、中国大会、四国大会、九州大会。

要するに、
既に終了した北海道大会以外のすべての地区大会が、
行われたということです。

そして来年の春の選抜高校野球大会、
32校の代表を巡る最後のバトルが激しさを増しています。

既に高野連からは、
来春の選抜大会の各地区の割り当て校数が発表になっているので、
『その枠に飛び込めば甲子園だ!』
という希望を持って、
この『秋の甲子園予選』に挑む各校。

夏の地方大会ほどの『最後だという切羽詰まった感じ』はないものの、
その戦いは真剣そのもの。
熱いバトルが繰り広げられています。


ワタシも千葉マリンでの関東大会に顔を出しました。
出場の各校は、
夏ほどではないものの、
ブラバンあり、チアガールありの華やかな応援を繰り広げており、
『さすがは【甲子園予選】の風情がばっちりだな』
と思わせてくれました。


まだまだ秋の時点での大会です。

2学年しかいない選手たちの中、
下の学年(1年生)はまだ、
高校球児として『冬』を越してきていない選手たちなので、
体も出来上がっていない感じがしますね。

粗い攻守や大量点差の試合も見受けられるのですが、
秋はまた夏とは違った『楽しい観戦』ができる大会だなあ・・・・・
なんて思いながら球場に足を向けてしまいます。

センバツの32校が決まって選抜を迎えるまで、
まだ半年もあります。

その間チームがまさに『ガラッ』と変わるということもままあるので、
この先どこが強くなっていくのか、
そのポテンシャルを見に行くという楽しみもあります。


各地方大会の中で、
あの花巻東は、
東北大会初戦で15回引き分け再試合をやったと思ったら、
勝ち抜いた2回戦でまた、
延長15回引き分け再試合となりました。

激戦に激戦を重ね、
選手達は得ることのできない貴重な体験をしていることでしょう。


近畿では王者・大阪桐蔭が敗れました。
天理に2-3です。

そういえば藤浪を擁して春夏連覇したチームも、
前年秋の近畿大会では天理に敗れました。

しかしひと冬超えてガラッとチームが変わり、
悔しさをバネにしてその後『無敗のチーム』として君臨することになりましたね。

昨日敗れたとはいえ大阪桐蔭の選抜出場は『まず間違いない』はずですから、
ひと冬超えてどんなチームに変身しているのか、
見ものですね。


北信越では夏の4強、
『驚打』の敦賀気比が制覇。

さらにグレードアップした姿を見せてくれることでしょう。

東海で優勝した名門静岡は、
なんと50年ぶりの制覇だそうです。

50年ぶり・・・・・・・東京オリンピック以来ということです。
ま~久しぶりの戴冠ですね。
夏春連続出場なだけに、
こちらも期待は高まりそうです。


反対に、
野球どころの兵庫県、広島県のチームは、
各3校ずつ出場した地区大会ですべて初戦敗退。
センバツに代表を送り込めそうもないという驚きの結果となってしまいました。


ということで、
来週にはほぼすべての地区で結果の出る『高校野球秋の陣』。

いい季節に、
また歓声と金属音が、
青空にこだましています。


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