ＮＹジャイアンツに栄冠再び

いや～、難しい。

ＳＵＰＥＲ　ＢＯＷＬ　ＸＬＶⅠといわれても、
何回目かさっぱりわかりませんなあ。

なんていうバカな話は置いておいて、
昨日今年のスーパーボウルが行われましたね。

日本では月曜日の朝になってしまいますんで、
なかなか生で観戦することはできないのですが、
しっかりと録画して、
帰るまでインターネットのサイトには目を背け続け、
駅売りの夕刊紙の見出しにも目をそむけ、
結果を知らないように・・・・・・（苦労しました！）して、
家に帰って年に一度のお楽しみ、
でしたね。


今年のカードは、
ＮＹジャイアンツ　vs　ＮＥペイトリオッツ

４年前のあの大激戦の再現となりました。

同じＱＢ同士がスーパーボウルの舞台で対戦するのって、
本当に久しぶりなんじゃないですかね。

９０年代初頭に、
ダラス・カウボーイズとバッファロー・ビルズが連続で対戦した時に、
エイクマンとケリーが戦ったことがあったっけ……
と思い出すぐらいです。（ほかにもあったとは思うんですが・・・・思い出せません）

４年前は、
ＮＹジャイアンツのイーライ・マニングが全米にその名をとどろかせ、
『あのペイトンの弟』
という枕詞を自ら取り去った、
記念すべき試合となりました。

さて今年は・・・・


【歴史は繰り返す】
とはよく言ったものです。

またもジャイアンツが、
大激戦を制してスーパーボウル・チャンピオンに輝きました。

しかもまた、
イーライ・マニングが第４Ｑに逆転のドライブを演出。

結局７５％のパス成功率（３０/４０）、
２８２ｙを稼ぎ、
ターンオーバーは一回もなしという素晴らしすぎる出来でした。
当然のごとく、
ＭＶＰは彼の頭上に。

またまた彼は、
独特の【勝負強さ】をこの大舞台で発揮してくれました。


今回またも有利を予想されながら敗れ去ったペイトリオッツ。
なんだかトラウマになってしまいそうな敗れ方でした。

第４Ｑ、
ジャイアンツが逆転したもののＴＤの時に大チョンボがあり、
まだ１分近く時間が残りました。

『ブレディなら逆転できるのではないか』
という期待に胸を膨らませながら最後のドライブを見ましたが、
焦るレシーバー陣が「なんてことのない」と見えたパスを連続で落球して、
相手陣まで入り込めずに最後の時を迎えてしまいました。

最後のプレーでの【ヘル・メイリー】（大逆転を狙ってのギャンブルそのもののロングパス）は、
あと一歩レシーバーの元には届かずでした。

しかしこの試合、
見どころ満載の、
『フットボールの面白さ』が全て詰まった、
素晴らしい戦いでした。

やっぱりＮＦＬは最高ですね。

おめでとう、ＮＹジャイアンツ！！！
レギュラーシーズン第１４週を終了して７勝７敗。
こんなチームが優勝したの、
見たことがありません。

この１か月半の『伸びしろ』、
ものすごかったです。

苦しんだシーズン前半も昔の話。
今は、
スーパーボウルチャンピオンの貫録の漂う、
素晴らしいチームになりました。

ＮＹの街は、
お祭り騒ぎでしょうね。

ヤンキースが優勝した時以上の盛り上がりでしょう。


今回のスーパーボウル。
ハーフタイムショーにはマドンナが登場。
なかなか良かったですね。

かつてパサデナで行われたスーパーボウルの時の、
マイケル・ジャクソンのショーを思い出させる、
素晴らしいパフォーマンスでした。

は～～～～。

ＮＦＬのシーズンも、
これで終わりかあ。

また９月まで、
あ～でもない、こ～でもないと言いながら、
新しいシーズンに思いをはせることにしますか。