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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

センバツ2021 第8日  8強出そろう。東海大菅生は土壇場で劇的逆転サヨナラ!

2021年03月28日 | 高校野球

≪第93回選抜高校野球大会≫
【第7日】
第1試合 智弁学園 5-2 広島新庄
第2試合 東海大菅生 5✕-4 京都国際
第3試合 中京大中京 15-5 常総学院

選抜高校野球は第8日。
2回戦の残り3試合が行われ、8強が出そろいました。


いよいよ大会も後半戦を迎え、
激戦が繰り広げられています。

第2試合は東海大菅生が、
9回土壇場の大逆転。

2点差を追う菅生は9回、
連打からチャンスをつかむと内野ゴロの間に1点を返しましたがすでに2死。

京都国際のエース森下は最後まで球威が落ちずに好投を続けていましたが、
あと一人となったところで勝利を意識したか、
菅生の代打攻勢に四死球連発で満塁に。

ここで迎えたのは代打の多井。
公式戦の記録もない選手ですが、
若林監督が期待を持って送ったこの多井が、
見事期待に応えてライト戦へのサヨナラヒット。
2者を迎え入れて、
東海大菅生は歓喜の8強に進出しました。

この日もエース本田は先発することままならず、
苦心の投手リレーになりましたが、
最後9回には「最後」ということもあってか本田がマウンドへ。

本調子には程遠い投球内容だったものの、
何とか抑えて味方の最後の攻撃に望みを託しました。
そしてその思いに応えてナインが奮起、
いい形でのチーム一丸でこの苦しい試合を突破しました。

投打ともに若林監督の理想とは程遠い状態だと思いますが、
1・2回戦ともに脂汗の出るような大接戦を勝ち上がり、
チームのしぶとさはこの甲子園で確実についた感じがしますね。

さて昨日で8強が出そろい、
今日はお待ちかね「一番面白い」準々決勝です。

一時は甲子園もこの準々決勝を2日に分けて行うという「暴挙」に出て、
面白さを半減させていましたが、
最近元に戻してこの「大会で一番盛り上がる日」を再度実現させてくれました。

【準々決勝】
と聞くと、
甲子園ファンはワクワクするんじゃないですかね。

さて、一言ずつ試合の見どころを。

【準々決勝】

第1試合 仙台育英  天理

投打に盤石な仙台育英を、天理がいかに攻略するか。一方達投手は健大高崎戦のピッチングを再現して、最少失点にとどめたい。
仙台育英が有利と見るが、天理は先取点を取って達で逃げ込む展開に持ち込めば面白い。

第2試合 東海大相模  福岡大大濠

東海大相模は、先制点を取ってエース石田で逃げ込みを図る。今日も先発は二ケタ番号の選手が上ると思われるが、福岡大大濠の強打線につかまらないことが肝心。福岡大大濠は、135球を投げたエース毛利が中1日になるので、他の投手が先発する可能性も。活発な打線で援護したい。実力は全く互角。

第3試合 明豊  智弁学園

智弁は2回戦でエース西村を温存できて、かなり余裕を持った戦い方ができそう。当たっている打線に加え、今大会は2枚看板の投手陣にも安定感が加わり、優勝に一番近いチームだ。明豊も1回戦、2回戦と全く違うゲーム展開の1点差勝ちを決めており、しぶとさにはより磨きがかかっている。智弁有利だが、明豊は粘って後半勝負に持ち込むと、逆転得意なだけに面白くなりそう。

第4試合 東海大菅生  中京大中京

エース畔柳の安定感抜群の投球に加え、打線も爆発してかなり盤石の状態に近づいてきた。優勝まで見据えた場合、準決勝の戦いに向けて何とかこの試合は畔柳の負担を少しでも減らしておきたい。一方の東海大菅生は粘りの本領を発揮しての8強進出。投手陣が踏ん張りを見せると十分に戦えそうだが、2回戦で最後に登板した本田が投げられるかどうかも試合のカギを握る。


エンジョイ、ベースボール!!

どのチームも、頑張ってください。




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