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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

センバツ2021 第7日 大会屈指の右腕が散る

2021年03月27日 | 高校野球

≪第93回選抜高校野球大会≫
【第7日】
第1試合 東海大相模 1-0 鳥取城北
第2試合 福岡大大濠 8-4 具志川商(延長10回)
第3試合 明 豊   2-1 市和歌山

選抜高校野球は第7日。
2回戦3試合が行われました。

第3試合では、
今大会注目の右腕、市和歌山の小園が登場。
1点ビハインドの5回から登場し、
この日もその質のいい速球で球場を魅了しましたが、
同点の7回、2死3塁と攻め込まれるとそこで痛恨のタイムリーを打たれ、
それが決勝点となって1-2と敗れ去りました。

小園はこの春、
2試合16イニングを1失点。
敗れはしましたが、
全国の高校野球ファンにその右腕が一級品だということを見せつけ、
夏への余韻を残してくれました。

夏またこの聖地に戻ってくるためには、
県内最大のライバルにして全国屈指の強打線を持つ智辯和歌山を倒さなければなりません。
まさに大きな山なのですが、
この試合の後の悔しそうな表情を見ると、
彼は必ずやってくれそうな、
そんなものを感じることができました。

捲土重来を期してほしいと思います。

そういえば今日戦った明豊の監督は、
選手時代は智辯和歌山で現監督の中谷氏とチームメイトだった人物。
今日の試合に当たっても、
入念な対策、立てていたんだろうなあ。。。

一方勝った明豊は、
全国制覇の期待がかかった昨年の強力なチームのポスト年ながら、
見事に仕上げてきていますね。
上位進出、期待できそうなチームになっています。


第2試合は九州勢同士の大接戦。

両校は昨秋の九州大会準々決勝でも対戦していて、
その時は福岡大大濠が3-0と完勝していたのですが、
この日は具志川商の健闘が光りました。

最後は力で大濠に振り切られましたが、
21世紀枠として出場したとは思えないほどしっかりとチーム作りができていました。
思わず2001年に4強に進出した宜野座を思い起こさせるような、
そんなはつらつとした戦いぶりでした。

その宜野座は夏も選手権に初出場して、
初戦では選抜で敗れた仙台育英に見事にリベンジしています。

具志川商も、
これから4か月後には、
またこの地に戻ってくるチャンスは十分。
さらに上を目指して、
戦いを継続してください。


第1試合で東海大相模に対して真っ向勝負を挑んだ鳥取城北。
最後の1点が届かず0-1の敗戦となりましたが、
昨夏の代替え試合での明徳戦といいこの日の戦いといい、
全国の強豪と堂々と渡り合える実力をつけてきました。

試合運びも、
なかなかのものです。

ここで殻を破れれば、
鳥取勢としては過去見たこともない景色が、
見えてくるかもしれません。
これからの期待の大きいチームですね。

ということで3試合。
昨日甲子園で観戦した人は、
3試合とも緊張感が最後まで続く好試合で、
楽しめたことでしょう。

今年は接戦の多い、
非常に見どころの多い大会となっていますね。

今後も期待が持てそうです。




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