ザックジャパンはアメリカで最終調整中。
昨日はタンパで、
同じくW杯出場国であるコスタリカと、
調整試合を行いました。
結果は後半逆転しての3-1。
まずまずの結果に、
ザッケローニ監督もホッと胸をなでおろしていることでしょう。
所属チームで結果が出ない選手や出場機会の少ない選手、
またケガで離脱していた選手などの”試合勘”の戻りこそが、
このザックジャパンがW杯で世界を驚かせられるかのカギ。
そういう面では、
香川の復活弾や、
吉田、内田らにメドが立ってきたのはとても大きいこと。
4年間にわたって熟成してきた『ザックジャパン』の心臓部は、
予定通り機能してくれそうな気配です。
しかしながら、
心配は”エース”本田の状態。
何だか昨年来、
あまり代表戦で光を放たなくなってしまったという感じを持っていたワタシですが、
このW杯に向けての先日のキプロス戦、
そしてこの日のコスタリカ戦を見ていると、
明らかにコンディションが落ちている、
というか戻っていないという感じがしますね。
万が一この状態でW杯を迎えるのであれば、
最後に来て戦う布陣を再考しなければならなくなるかもしれませんね。
W杯に絡んだエース交代と言えば、
まずは初出場のフランス大会での、
予選最終段階におけるカズ中田への劇的なエース交代が思い浮かびます。
こんな劇的な交代劇、
それまでの日本のサッカーファンは見たことがなかったので、
本当に驚きました。
挙句の果てには、カズの代表落ちという悲劇もありました。
そして記憶に新しいのは前回の南ア大会。
中村俊輔本田へのエース交代劇も、
世間を驚かせました。
やはり実力の世界ですから、
いつ何時こういうことが起こっても不思議ではない。
今回本田中心のサッカーを構築しているザックジャパンが、
本田のコンディションが上がらなかった場合に『最終決断』を下すという可能性、
なくはないと感じています。
しかし、
本田なくして日本が上位に進出することができないというのも、
また真実。
さあ、
【4年に1度の大会】は、
いろいろな意味で風雲急を告げてきたかもしれません。
ワタシの望みは、
『速さで世界を驚かせろ!』
というもの。
その意味では、
香川の復調に、
長友、内田の好調などは好材料。
大久保もチームにしっかりフィットしている感じがあります。
あと1試合。
ここでの結果やコンディションが、
日本代表にどのようなハレーションを起こすのか、
楽しみです。
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