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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲夏場所  まさかの展開

2015年05月22日 | 相撲

大相撲夏場所は12日目。

1敗でトップを走っていた白鵬と魁聖。

幕内下位の魁聖が敗れたのはある程度予想できましたが、
横綱の白鵬が豪栄道に敗れたのはビックリしました。

豪栄道は、
乾坤一擲、捨て身の首投げでしたね。
それにしても白鵬は、
万全になったと思われた体勢での寄りから、
まさかの黒星でした。

最近の白鵬の相撲っぷりは、
2,3年前までの盤石ぶりから少し陰りが見えてきているという様な事がよく指摘されていますが、
昨日の相撲を見ていると『そうかもしれないなあ』と感じるところもあります。

優勝回数で歴代1位の横綱にも、
いよいよ黄昏の時が訪れる前兆かもしれません。

しかし追っていく若手力士たちは、
自分でこの横綱を引き摺り下ろすぐらいの根性と執念がないといけません。

豪栄道は今場所も『どうもなあ・・・・・』という相撲が多かったのは確かですが、
昨日見せたような勝負への執念を持って、
もう一度出世街道を上って行ってほしいと思いますね。

1敗で追っていた同じ大関の稀勢の里。

こちらも昨日、
『自分をすごい勢いで追いかけてくる』照ノ富士との一番で、
力負けを喫して3敗。
優勝争いから一歩後退しています。

この結果、
2敗で横綱・白鵬と平幕・魁聖。
追う3敗は、稀勢の里、照ノ富士、高安、勢、隠岐の海、嘉風の6人となっています。

白鵬はこれからの3日、
琴奨菊、稀勢の里、日馬富士の順で対戦の予定。

もし3敗目を喫するようだと、
優勝争いは混とんとしてきますね。

これだけ平幕の力士が3敗で並ぶと、
あと3日間でそう上位と当てるわけにもいかないので、
けっこうスルスルと勝ち上がる力士が出るかもしれません。

まあ、
個人的には3敗まで優勝のラインが落ちて来た時は、
照ノ富士が最も優勝に近いのではないかと思いますがね。

近年にない、
大混戦の場所となってきました。

しかし白鵬の力が徐々に落ちてくるとすると、
ここしばらくはこんな感じの優勝争いが続くということも予想されますね。

ここ数場所連続で満員御礼の垂れ幕がずっと下がる人気の大相撲ですが、
誰が優勝するかわからないという展開になると、
ますます人気が盛り上がってくることが予想されます。

面白い場所の決着。
果たしてどうなっていくのでしょう。


本音では・・・・・・

魁聖が頑張って優勝して、
あのブラジルのお母ちゃんが歓喜している姿が見たいなあ・・・・・・
そんな思いがあります。
親孝行な魁聖に、
相撲の神様が微笑みますように


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