第92回箱根駅伝。
その出場校を決める恒例の予選会が、
今年も立川の昭和記念公園周辺で行われました。
今年の天候は雨。
そぼ降る雨の中勢いよく自衛隊駐屯地を出発した各校の面々は、
20キロのコースに挑んでいきました。
ここのところの箱根駅伝の大人気を受け、
この立川での予選会も、
生放送で放映されるようになりました。
ワタシは自宅が近くでもあるので、
現地で応援に行ったこともありましたが、
正直『生でテレビやるんなら、その方がレース展開とか分かって面白い』と思っていて、
今年は雨もそぼ降っていたので、
自宅でのテレビ観戦となりました。
毎年何かのドラマが起こる予選会ですが、
今年はまた、
ものすごいドラマが待っていました。
いつも数校、
応援したり注目したりする大学があるのが常なのですが、
今年もそんな感じで眺めていると。。。。。。。
日大の留学生、キトニー選手。
ぶっちぎりで早かったですね。
しかし、
誰も全く彼についていく素振りすら見せなかったのには、
なんだか寂しさを感じてしまいましたが。。。。。。
何かと話題の多い日体大も、
キッチリ全員が走り切り、
圧倒的な選手層の厚さで本戦へのキップを手にしました。
驚いたのは東京国際大。
レースの前半から、
『おっ、東京国際、面白いんじゃない?』
なんて話をしながら見ていたのですが、
後半になっても勢いは落ちず。
注目の結果発表で9位に食い込み、
嬉しい初出場を決めました。
野球に続いて、
駅伝でも嬉しい『全国デビュー』です。
そして最後の1枚のキップを巡る争いに、
ドラマが待っていました。
10位に滑り込んだのは上武大。
記録は10時間12分4秒でした。
そして惜しくも次点に泣いたのは国士舘大。
記録はわずか10秒遅れの、10時間12分14秒。
10人の合計タイムですから、
ひとりわずか1秒!!!
その1秒の差で、
天国と地獄がくっきりとと分かれてしまいました。
なんという残酷な結末でしょうか。
ちなみに昨年の10位通過、創価大の記録は10時間14分3秒。
気候条件が違うとはいえ、
国士大は昨年の『予選通過タイム』を1分49秒も上回っていながら、
涙をのんだということです。
実はワタシの家からほど近いところに位置している国士舘大。
国士大の駅伝の選手たち。
ワタシが土曜日の朝にウォーキングをしていたりすると、
朝の5時台であるにもかかわらず、
もうしっかりとトレーニングを開始している、
そんな姿に度々遭遇してきました。
そのせいもあってか、
国士大をかなり力を入れて毎年応援しているのですが、
今年もギリギリで涙を呑んでしまいましたね。
本当に残念です。
しかし、
1秒を争う陸上競技というのは、
本当に苛酷ですね。
記録で勝負する競技。。。。。。
やっている人たち、やっぱりすごいです。
先の出雲駅伝では、
『新・山の神』
神野選手を欠きながら、
青学大が貫録の優勝を飾りました。
ここの選手のレベルの高さは、
群を抜いている印象ですね。
そこに名門の駒沢・東洋がどう絡んでくるのか。
そのあたりが今年の箱根の見どころになるのでしょう。
『飛び道具』を持ち、全員のレベルも上がってきている山梨学院大あたりも面白そうですね。
そしてこの予選組の中から、
上位争いをするチームがでてきてほしいと思います。
これから全日本もあるし、
いよいよ『駅伝の季節』の始まりです。
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